UPDATE 1-完全失業率、9月は4.0%に改善 有効求人倍率は0.95倍で横ばい
(内容を追加しました)
[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日発表した労働力調査によると、9月の完全失業率(季節調整値)は4.0%となり、8月の4.1%から低下。雇用情勢の緩やかな改善が続いている。
同日に厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は0.95倍で、8月と同水準だった。
完全失業率は、ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査では4.1%が見込まれていた。
内容を季節調整値でみると、就業者が前月に比べて19万人増加する一方、完全失業者は9万人減少した。非労働力人口も9万人減少しており、景気回復に伴う労働市場に参入する動きが、女性を中心に就労に結びついている格好だ。総務省では、雇用情勢について「引き続き持ち直しの動きが続いている」とみている。
9月の15歳から64歳の生産年齢人口の就業率は72.1%となり、前年に比べて1.3%ポイント上昇。過去最高を更新した。役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は37.1%。公表を始めた今年1月以降で最も高い比率となった。
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同盟国首脳の盗聴禁止も
米政府高官によると、米大統領は同盟国の首脳に対する盗聴などを禁止する可能性がある。情報収集活動の見直しの一環。
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