空からマリコ様！なりきりＣＡ“お・も・て・な・し”フライト

ピーチ・アビエーションのカンパニーアンバサダーに就任した篠田麻里子は、自らデザインしたＣＡ風衣装に身を包み、乗客を“お・も・て・な・し”した（写真：サンケイスポーツ）

　７月にＡＫＢ４８を卒業したタレント、篠田麻里子（２７）が２７日、イメージキャラクターを務める格安航空会社（ＬＣＣ）、ピーチ・アビエーションの記念すべき「関西−成田線」就航初便に搭乗した。同便で自身の顔写真をラッピングした特別機「ＭＡＲＩＫＯ　ＪＥＴ」がデビューを飾り、自らデザインした制服姿で客室乗務員（ＣＡ）になりきって、１８０人の搭乗客を“お・も・て・な・し”した。

【写真で見る】マリコ様、搭乗客とハイタッチでお・も・て・な・し

　「ご搭乗ありがとうごいざいます。台風も心配されましたが、天気に恵まれて無事にこの日を迎えられました。成田までの空の旅、一緒に楽しみましょう」

　午前７時１分、大阪・関西国際空港を拠点とするピーチの関西−成田便の初便「ＭＡＲＩＫＯ　ＪＥＴ」が離陸した。台風２７号の影響が心配されたが、初フライトは晴天。篠田は自らデザインしたピンクの制服姿でＣＡになりきり、満員の乗客１８０人に感謝した。

　同社のイメージキャラクターにあたる「カンパニーアンバサダー」として参加した篠田。ＣＡではないため、規定により機内サービスに携わることはできなかったが、機内であいさつに立ち、乗客を喜ばせた。

　搭乗前の就航セレモニーにも参加し、東京五輪招致でスピーチしたフリーアナ、滝川クリステル（３６）の名言を引き合いに「短い時間ですが、みなさんにお・も・て・な・しをできたらと思います」と宣言。搭乗口ではＡＫＢ時代、劇場でのファンとのふれあいのひとつだったハイタッチで乗客を出迎えた。

　機体後方に縦３・４３メートル、横４・８４メートルの自身の写真がラッピングされた「ＭＡＲＩＫＯ　ＪＥＴ」と搭乗前に初対面し、「大きくてびっくりした。想像以上です！」と大喜び。同機は今後、関空−成田便以外に、ソウルや香港など国際線でも使用されるという。

　世界にも羽ばたく冠ジェット機は、１時間２０分で成田空港に到着。“ＣＡ篠田”は「皆様、本日は本当にありがとうございました。ピーチでのフライト、楽しかったですよね。次回のご搭乗、心よりお待ちしております。本日は、ほんまおおきに」と、関西弁が使われるピーチの機内アナウンス同様にあいさつ。

　タラップを降りると、「関空から成田まで飛んできたのだと思うと信じられない。一生に一度あるかないかの良い経験をさせてもらいました」と、冠ジェット機のフライトデビューに興奮気味だった。