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JR東海 好業績で賃上げも10月29日 22時32分
JR東海の山田佳臣社長は今年度の中間決算の記者会見で、本業のもうけを示す営業利益が過去最高となったことを明らかにするとともに、来年の春闘で賃金の引き上げに前向きな意向を示しました。
JR東海が発表したことし4月から半年間の中間決算によりますと、営業利益は、前の年の同じ期間より18.3%多い2881億円となり、上半期としては過去最高となりました。
これは、景気の上向きで東海道新幹線のビジネス利用や百貨店の売り上げが好調だったこと、さらに20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮を迎え、新幹線の観光需要が伸びたことが主な要因です。
名古屋で記者会見したJR東海の山田社長は、来年の春闘に関連し「経済を立て直すため賃金を上げたいという政府の考えを踏まえ、いろいろとやれる部分は協力したい」と述べ、賃金の引き上げに前向きな意向を示しました。
また、中部電力が29日、電気料金の値上げを政府に申請したことについて、「1年間で20億円ぐらい電力の費用が増える見込みだが、しかたがない」と述べ、ほかの経費を節約することで値上げ分を吸収していく考えを示しました。
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