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子宮頸がんワクチン 副作用か
10月29日 6時6分

子宮頸がんワクチン 副作用か
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子宮頸がんワクチンを接種したあとに、原因不明の痛みを訴える患者が相次いでいる問題で、ことし4月以降、新たに37人が副作用の疑いがある痛みを訴えていることが厚生労働省のまとめで分かりました。

これは、28日に開かれた厚生労働省の専門家会議で報告されたものです。
子宮頸がんワクチンは、接種を受けたあとに原因不明の痛みを訴えるケースがことし3月までに34件報告され、厚生労働省は6月、「接種との因果関係が否定できない」などとして積極的に接種を受けるよう呼びかけるのを中止しました。
厚生労働省によりますと、副作用の報告制度に基づいて、ことし4月から7月末までに手や足に広い範囲の痛みを訴えたとして医療機関や製薬会社から報告された患者が37人いたということです。
こうした痛みを含めて、入院が必要な程度の重い症状を訴えた患者は143人いたということです。
いずれの症状も接種との因果関係は分かっていないことから、厚生労働省は専門家による研究班でさらに調査したうえで、積極的に接種を受けるよう呼びかけを再開するかどうか判断することにしています。

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