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規制委員長が東電に直接確認へ
10月23日 18時26分

規制委員長が東電に直接確認へ
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東京電力がまとめた福島第一原子力発電所でのトラブルを防ぐ対策について、原子力規制委員会で「納得できない」、「運転再開を目指す柏崎刈羽原発の人をもっと投入すべきだ」といった批判が相次ぎ、田中委員長が近く廣瀬社長を呼んで、直接、認識を確認することになりました。

東京電力は今月15日、福島第一原発で相次ぐ汚染水漏れなどのトラブルを防ぐ対策とともに、「運転再開を目指す新潟県の柏崎刈羽原発では安全管理ができる」とする報告書をまとめ、原子力規制委員会に提出しています。
これに対し、23日の規制委員会の会合で委員から、「報告は納得できず、将来の難問を乗り切れるかというと信用できない」とか、「柏崎刈羽原発が問題ないと言うならば、柏崎刈羽原発の人を福島第一原発にもっと投入すべきだ」といった批判が相次ぎました。
そして田中委員長は、「2つの原発が別の会社のような報告なのできちんとただしていく必要がある」と述べ、近く廣瀬社長を呼んで、直接経営陣としての認識を確認することになりました。
また田中委員長は午後の会見で、東京電力が申請した柏崎刈羽原発の安全審査を進めるかどうかについて「審査への対応も含めて廣瀬社長と話し合いたい」と述べ、明言を避けました。

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