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防衛秘密 廃棄しないよう指示10月29日 19時1分
小野寺防衛大臣は衆議院安全保障委員会で、「防衛秘密」に指定された文書が大量に廃棄されていたことを受けて、「特定秘密保護法案」が成立し新たな管理方法が決まるまで、文書を廃棄しないよう省内に指示したことを明らかにしました。
この中で小野寺防衛大臣は、自衛隊法に基づいて防衛大臣が「防衛秘密」に指定した文書が、平成23年までの5年間に、保存期間が過ぎたなどとしておよそ3万4000件が廃棄されていたことについて、「『防衛秘密』文書は、保存期間が満了したときは、管理者の承認を得て廃棄することにしていて、法令上の問題はない」と述べました。
その一方で小野寺大臣は、有識者などから「将来、事実を検証できない」といった指摘が出ていることも踏まえ、「特定秘密保護法案が成立し施行された場合、『防衛秘密』は『特定秘密』として扱われ、文書の管理方法の見直しが想定される」と述べ、「特定秘密保護法案」が成立し新たな管理方法が決まるまで、「防衛秘密」文書を廃棄しないよう省内に指示したことを明らかにしました。
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