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本県患者99人に、カネボウ白斑 皮膚学会秋田地方会まとめ
カネボウ化粧品の美白商品を使った人の肌がまだらに白くなる白斑(はくはん)の健康被害で、県内の皮膚科専門医がいる医療機関を受診した患者(疑いを含む)が8月末までに99人に上ったことが27日、日本皮膚科学会秋田地方会(会長・眞鍋求秋田大医学部教授)の調査で分かった。眞鍋会長は「今後も長期間にわたって調べる必要がある」とし、来春にも県内調査を再度実施したい考えだ。
地方会は県内の医療機関約50カ所に8月末までの患者数、年齢性別、部位を尋ね、38の医療機関から回答を得た。市町村別(医療機関所在地)では▽秋田市63人▽横手市11人▽能代市10人▽大館市9人▽由利本荘市2人▽にかほ市、大仙市、湯沢市、仙北市各1人—だった。
性別は女性98人、男性1人。年齢別にみると、60代が30人で最多。40代と50代で各26人、70代9人、30代7人、80代1人で、20代以下の患者はいなかった。9割以上が顔に白斑が現れたほか、首や手の甲も多かったという。
(2013/10/28 13:15 更新)
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