任天堂岩田聡が犯した2つの大罪

最近の任天堂はニンテンドー3DSが日本で盛り上がっているものの、世界的に盛り上がりがありませんね。WiiUも芳しくありませんし。

これはなるべくしてなった、と言える。

どうしてですか?

すでに任天堂の社長の岩田聡は2つの大罪を犯している。この流れによって、現状があると言えるだろう。

2つの大罪!?

1つ目は何を指すのでしょうか?

1つはニンテンドー3DS本体の価格設定。当初の25000円は高かったというのはご記憶の通りだ。

過去から言われているユーザーはハードを買うんじゃない、ソフトをするためにしかたなくハードを買う、という先人の教えに背き、ハードに価値があると勘違いしての価格設定。

そこに至るにはニンテンドー3DSが価値があると思い、そしてその価値観をユーザーに押し付け、25000円という価格で販売し、結果、早期の値下げをせざるを得なくなった。

ユーザーにとっては興味ないソフトを最初から入れて、これ価値があるでしょ、と言って高い価格で売られても敬遠されるのは当然だ。

まさに傲慢な態度と言える。

2つ目はどういったことでしょうか?

2つ目はWiiUの2機種発売。

ゲームを買おうとするユーザーは、極端な話バカなわけだ。

ひどいことを・・・。

言い方を変えると、バカをしたくてゲーム機を買うわけだ。そのバカをしたいのに、2つのゲーム機から自分の適したものを選ぶという選択をさせられる時点で、バカが覚めてしまう。

こうした2機種を発売し、価格差を出し、高い方を売って利益を上げるというのは経営判断としては世間一般にある手法だ。しかし、ゲーム市場で行うことが適切なのか、と言われると、決してそんなことはない。

過去にいくつも例がある。PS3もそうだし、PS Vitaもそうだ。

ニンテンドーDSの時のLLなどはバカでもわかるように画面が大きいか小さいかという単純な選択ができたわけだが、WiiUはもちろん、PS3やPS Vitaなどはバカだとわからんよな。

バカをするために賢くなれという時点で、対象ユーザーを見誤っている。

少しでも高いものを売らせようという強欲な姿勢が、結局は過ちとなっていると言える。

ふむ。

この2つのクリティカルな過ちを見ると、どうなんだ、と。先人の教えを無視し、ユーザーに混乱をきたすような売り方をする。

人なので過ちを犯すことはあるし、また、過去の多くの経営者も失敗の中から学んできて大成した人も多いので、個々を指摘するのもどうかと思うが。

ただ、あと1つ、大きな罪を犯せば、窮地に立たされそうな気がする。それは岩田聡本人だけでなく、任天堂自身にとっても。

いえいえ、罪はあと5つあってもよいじゃないですか。

暴食はぽっちゃり体型、嫉妬はSNS系へ、憤怒は通期連続赤字、怠惰は打破できない現状、といったところか?

残るは色欲ですか・・・。

ついに任天堂ゲーム機にもエロとBLが解禁!!

それをやったら、大罪どころじゃすまないけどな・・・。

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