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火災保険の値上げ検討へ 台風の住宅被害が増加10月26日 10時49分
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損害保険各社は、台風などによる住宅の被害に対する保険金の支払いが増えて、火災保険の採算が悪化しているとして、再来年度にも保険料を値上げする方向で検討することになりました。
関係者によりますと、損害保険各社が加盟する「損害保険料率算出機構」は、台風などによる住宅の被害に対する保険金の支払いが増えて、火災保険の採算が悪化しているとして、各社が保険料を決める基準となる「参考純率」の引き上げを、年度内にも金融庁に申請する方針です。引き上げの幅は、現在、検討を進めていて、今のところ3%から5%程度とみられています。
「参考純率」の引き上げを受けて、損害保険各社は火災保険の保険料を見直す方針で、再来年度にも、数%程度値上げする会社が出てくる見通しです。
住宅向けの損害保険では、「地震保険」が来年夏をめどに全国平均で15.5%値上げされることが決まっていて、住宅を持つ人の保険料負担が一段と重くなる見通しです。
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