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インドネシアから購入した哨戒機、故障多発で機能せず

 韓国海洋警察庁(海警)が排他的経済水域(EEZ)警備などのために購入したインドネシア製の哨戒機が、ひんぱんな故障のため、十分に機能していないことが判明した。

 与党セヌリ党の金在原(キム・ジェウォン)議員(選挙区:軍威・義城・青松郡)が、28日に行われた海洋警察庁の国政監査で明らかにした資料によると、海警はEEZをはじめとする警備区域での監視・巡察能力を向上させるため、2008年に防衛事業庁を通してインドネシア製の哨戒機「CN235」4機を計1200億ウォン(現在のレートで約110億円)で購入、現在も運用している。

 しかしこの哨戒機は、11年5月から今年9月までの2年4カ月間に、各機それぞれ12件から27件の故障起こしていた。故障件数は4機合わせて78件、1機平均20件に達する。

 この数字は、海警が運用しているヘリ17機の故障回数(過去3年間で1機平均2件)と比べ、10倍にもなる。

仁川=崔在鎔(チェ・ジェヨン)記者
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