小学生を家出させ、約70回にわたって売春を強要した疑いで、京畿道富川素砂警察署は28日、住所不定の女(24)を逮捕した。
警察によると、女は昨年7月から9月にかけ、富川市やソウル市、仁川市のモーテルなどで、当時小学6年生だった少女(14)に対し、約70回にわたって売春を強要し、1000万ウォン(約92万円)ほどの金を受け取っていたという。女はインターネットのチャットサイトに売春の広告を掲載し、男性たちから連絡が来ると、希望する場所に少女を連れていって売春をさせ、1回につき15万-20万ウォン(約1万4000-1万8000円)を受け取って、一部は自分の生活費や宿泊費などに使っていた。
少女は両親が離婚し、父親と共に暮らしていたが、たびたび母親と連絡していた、と警察は説明した。女はチャットサイトを通じて少女の母親と知り合い、姉妹のような関係になり、少女とも面識があったという。定職についていなかった女は昨年7月、少女に対し「お金をたくさん稼げるようにしてやるから、家を出ておいで」と持ち掛け、家出させた後、連れ歩いて売春を強要していたことが分かった。