日本テレビ元社員 起訴猶予へ10月29日 08時53分
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路上で寝ていた男性のかばんを盗み、キャッシュカードで現金を引き出そうとした疑いで逮捕された日本テレビの元社員について、東京地方検察庁は被害者との間で示談が成立したことなどを考慮して近く起訴猶予とすることを決めました。
日本テレビの御法川雄斗元社員(31)はことし8月、東京・新橋の歩道上で寝ていた会社員の男性のかばんを盗んだほか、中に入っていたキャッシュカードを使ってATMで現金を引き出そうとしたとして、盗みなどの疑いで警視庁に逮捕されました。
元社員は今月3日、処分保留で釈放され、その後日本テレビを諭旨解雇されていました。
東京地検は起訴するかどうか検討していましたが、関係者によりますと、元社員が容疑を認めていることや被害者との間で示談が成立したことなどを考慮して近く起訴猶予とすることを決めたということです。
元社員は、テレビ番組の司会などを務めるみのもんたさんの次男で、みのさんはこの事件を受けて民放の情報番組の司会を降板しています。