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尖閣監視 無人ヘリ導入も視野に10月28日 4時57分
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防衛省は、尖閣諸島など南西地域で警戒に当たる海上自衛隊の護衛艦が、無人の偵察ヘリコプターを使うことで飛行時間を延ばし、監視能力を向上させることができないか、導入も視野に調査を行うことになりました。
防衛省は、中国の海洋活動の活発化を受けて、尖閣諸島など南西地域の警戒のため、海上自衛隊の護衛艦を派遣しています。
その際、艦に搭載した有人のヘリコプターによる監視活動も行っていますが、飛行できる時間が3時間程度であることから、長時間、監視が必要になる場合、給油のため着艦を繰り返す必要があり、パイロットの負担が課題となっているということです。
こうしたなか、アメリカ海軍では、偵察活動をおよそ8時間、連続して行うことができる無人の偵察ヘリコプターMQ8の駆逐艦への配備を始めていて、最終的に160機余り導入する計画です。
防衛省は、この無人の偵察ヘリコプターを自衛隊の護衛艦でも使うことで飛行時間を延ばし、監視能力を向上させることができないか、導入も視野に調査を行うことになりました。
調査では、無線による操縦で着艦の安全性などが確保できるのかや、すでにある有人のヘリコプターとの任務をどのように仕分けるのかなどを検討したいとしています。
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