「のろま大将」の大江裕がパニック障害を乗り越え『からくりTV』に登場!
パニック障害のため休養していた演歌歌手の大江裕(おおえゆたか・22歳)が、約1年4ヶ月ぶりに本格復帰し、演歌歌手としてデビューするきっかけとなった『さんまのスーパーからくりTV』(4月29日(日・祝)放送・TBS系)に出演することが決定。番組の「からくり懺悔コーナー」に登場した大江は療養で活動できなかったことをファンに“謝罪”。さらに、大江のデビュー曲「のろま大将」を励みにしていたという被災地に住む夫婦のために、宮城県南三陸町へ向かったドキュメントを放送する。
大江が演歌歌手としてデビューするきっかけとなったのが、2007年2月18日に放送された同番組内の「全国かえうた甲子園」に大阪代表として出場したことからだった。そこで大江は、歌うま過ぎ・・・超フケ顔演歌高校生として人気を集めた。そして、北島音楽事務所の目に留まり、2009年2月に北島三郎のもと「のろま大将」で歌手デビューを果たす。だが、2010年11月の公演中に突然過呼吸などの症状に襲われ、パニック障害と診断され療養していた。静養中には師匠の北島三郎が気晴らしにと付き人をさせてみたり、北島自身が楽屋にピアノを入れて個人レッスンをしてくれたりしたことが復帰のきっかけにつながったという。
この日行われた取材会で大江は「テレビも見られない、大好きな音楽も聴けない、家から一歩も外に出られなかった」と闘病の日々を告白。また、番組の渡辺秀樹プロデューサーは、「ある時、大江さんは、デビュー曲「のろま大将」を励みに、東日本大震災から復興する自分の生きる糧としてくれている方がいたことを知りました。本来、自分が元気な状態で駆けつけて「のろま大将」を聞かせてあげたいという思いがあったのですが、静養中のため、現地に行くことが出来ずに時が過ぎてしまった。そして、復帰となった時に“もし番組で協力してくださるのなら、その方を探して、その方の所にいって歌を聴かせてあげたい”という思いがあると聞きました」と、復帰を前にした大江の思いを代弁した。
大江からも「再出発として『からくりTV』さんに力をお借りしたいという思いはずっとありました。被災地に行って僕の歌で頑張ってくださっているという方にお会いして、僕もその方を目の前にして元気をいただきました」と、その時の心境を語った。また、スタジオでの番組収録に話が及ぶと、「久々だったので緊張しました。殆ど何もしゃべっていないですけれど(笑)。考えていたことが全部飛んでしまって、スタジオで何をしゃべったのか忘れてしまいました」と、収録の感想を伝えた。
今回の放送では、発症してから復帰にいたる様子を再現を含めてお送りする。収録中、からくりTVレギュラー陣や観覧に来ていた約200名の観客の目にも涙がこぼれ、その涙を見て自分も涙が止まらなかったと語る大江。「今は、ゆっくりと一歩一歩前進し、いつかまた大勢の人の前で歌えるようになることを目標にしています」と抱負を語った。
■『さんまのスーパーからくりTV』
2012年4月29日(日・祝)19:00~(TBS系)
大江くん好きだった!パニック障害とは辛かっただろうな…(´;ω;`)私もゆっくり乗り越えて行きたいな。