車両や駅舎の魅力堪能/地域鉄道フェス(2013/10/20 09:10)
南部縦貫鉄道旧七戸駅ではレールバスが公開され、大勢の家族連れや団体でにぎわった
 観光振興や地域活性化を目的に、上十三地方などの鉄道資源をPRする青森県主催の「地域鉄道フェスティバル」が19日、七戸町の南部縦貫鉄道旧七戸駅などで始まり、県内外から訪れた愛好家らが、貴重な車両や歴史を感じさせる駅舎の魅力を堪能している。20日まで。
 一般公開されているのは旧七戸駅のほか、十和田観光電鉄旧三沢駅バス案内所(三沢市)青い森鉄道向山駅(おいらせ町)下北交通旧大畑線大畑駅(むつ市)の計4カ所。各会場を回ると抽選で景品が当たるスタンプラリーになっている。
 旧七戸駅では、かつて七戸―野辺地間を運行していたレールバスを公開。客を乗せての走行もあり、家族連れや町が企画した首都圏からのモニターツアー一行らでにぎわった。
 旧大畑線大畑駅では、2001年の廃線まで使用されていた車両をお披露目。旧三沢駅バス案内所では昨年4月に廃線となった十鉄線の車両部品や記念切符、向山駅でも鉄道模型や国鉄時代の資料などを展示している。
 20日は午後3時から七戸町観光交流センターで日本鉄道保存協会のメンバーら鉄道有識者4人によるパネルトークが行われるほか、旧大畑線大畑駅では実際に車両を動かす予定だ。(まとめ・太田一世)
【写真説明】
南部縦貫鉄道旧七戸駅ではレールバスが公開され、大勢の家族連れや団体でにぎわった

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