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高速道路の割引 縮小して継続で調整10月27日 16時55分
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現在、深夜の高速道路料金を半額にするなどしている割引制度は、来年3月末で終了することになっていますが、政府は消費税率の引き上げで負担が増えることなどを踏まえ、来年度、規模を縮小して続ける方向で調整しています。
平成20年度に緊急経済対策として導入された高速道路料金の割引制度は、休日は都市部で3割、地方で5割を割り引き、深夜の時間帯は道路会社がもともと行っている割り引きに上乗せする形で全国で5割、割り引くなどしていますが、国費から確保したおよそ3兆円の財源がなくなるため、来年3月末で終了することになっています。
しかし、来年4月の消費税率引き上げで国民の負担が増えることや、トラック業界などから延長の要望が出ていることなどから、政府は、来年度、割り引きの規模を縮小して続ける方向で調整しています。
具体的には、割引率を縮小することや、対象とする時間帯を減らすことに加え、割引制度によって渋滞がひどくなった場所を対象から外すことも検討したい考えです。
一方、割り引きの財源は、高速道路会社の一段のコスト削減によって確保を図ることに加え、財政支出を行うかどうかも年末までに議論することにしています。
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