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2013年10月18日(金) 東奥日報 ニュース



■ 来年4月にも原型炉材料開発試験

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 日本原子力研究開発機構は17日、国際熱核融合実験炉(ITER)の関連研究で、液体金属「リチウム鉛」を使った、核融合原型炉の新たな材料開発試験を六ケ所村にある国際核融合エネルギー研究センターで2014年4月にも開始することを明らかにした。

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 原型炉設計などを担当する事業委員会が16、17日、同センターで開かれ、委員会終了後、原子力機構の担当者が会議でまとまった14年作業計画などを報道陣に説明した。作業計画は12月にパリで開かれる上部委員会で正式決定する。

 同センターでは現在、原型炉の材料の候補とされる炭化ケイ素複合材料の強度を調べる実験を行っている。

 新たな試験は欧州から装置を搬入後、日欧共同で実施。核融合の燃料であるトリチウムの増殖効果などを持つリチウム鉛の中で炭化ケイ素が腐食しないかどうかなどを確かめ、材料としての実用性を検証する。

 同事業委員会では、原型炉開発などに利用している同センターのスーパーコンピューターを補完するため、12月から来年1月にかけて最新の計算機能を備えた機器を設置し、増強することも報告された。

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