青森県内冷え込み八甲田、岩木山で初冠雪(2013/10/18 09:17)
初冠雪を観測した八甲田。訪れた登山者は息を白くしながら雪化粧を楽しんだ=17日、八甲田ロープウェー山頂駅
 青森県内は17日朝、冬型の気圧配置が強まった影響で、この秋一番の冷え込みとなり、八甲田と岩木山で初冠雪が観測された。
 青森地方気象台によると、同日の最低気温が最も低かったのは十和田市の休屋で2・1度。このほか、むつで2・2度、三戸で3・1度を観測するなど、県内13地点で今秋の最低を記録した。
 八甲田の初冠雪は平年と同じで、昨年より2日早かった。
 八甲田ロープウェーの山頂駅付近では同日午前9時半ごろ、約3センチの積雪が確認された。訪れた観光客は一面に広がる銀世界に驚きつつも、息を白くしながら周辺を散策。雪だるまを作ったり、記念撮影したりして雪を楽しんだ。
 神奈川県から団体ツアーで訪れた小島寛さん(79)と妻のヒサ子さん(73)は「紅葉を楽しみに来たけど、雪が降ったおかげで、秋と冬いっぺんに楽しめた」と笑顔で話していた。
 同気象台によると、冬型の気圧配置は徐々に弱まり、18日の県内は平年並みの気温になるという。(下田由理恵)
【写真説明】
初冠雪を観測した八甲田。訪れた登山者は息を白くしながら雪化粧を楽しんだ=17日、八甲田ロープウェー山頂駅

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