2013年10月28日03時00分
競技かるたに青春をかける高校生を描いた人気漫画「ちはやふる」の名前を冠した小中学生の全国大会「ちはやふる杯」(講談社主催)が27日、大津市神宮町の近江神宮で開かれた。3人1組で予選を勝ち抜いた32チームが参加。おそろいのTシャツ姿で「次取るよ!」などと声を掛け合い、真剣勝負を繰り広げた。
今年初めての開催で、競技者のすそ野を広げようと全日本かるた協会主催の公式大会への出場経験がないことを参加条件にした。地元、あきのた会(大津市)所属の「もみじ」は惜しくも2回戦敗退。平野小5年の赤崎琴海さんは「漫画でこの大会を知って出られるように頑張った。悔しいけど楽しかった」と話した。
「ちはやふる」を連載する漫画雑誌「BE・LOVE」の岩間秀和編集長は「勝負も大事だが、何よりもかるたを楽しんでもらいたい。来年以降も続けたい」と話した。
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