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事件
「指定廃棄物」処分場、なお不透明 環境省、評価手法を地元説明へ
2013.10.27 22:20
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だが、栃木県の市町村長会議で8月、市長の一人が「指定廃棄物はかなり速いペースで放射能が低減しており、あと数年はこのままで大丈夫だと感じている」と述べるなど、建設に慎重姿勢の首長は少なくない。
指定廃棄物は現在、各地の焼却施設や農家の敷地にシートをかぶせるなどして仮置きされている。仮置き場の容量が切迫する千葉県の自治体からは早期設置を求める声が出ている。栃木県の担当者も「最近は竜巻の発生もあり、仮置き場ではリスクがある。早く最終処分場を造るのが望ましいのだが…」と話す。
環境省は来月以降、5県で市町村長会議を開き、評価手法の了承を得た上で年内にも候補地の選定に入りたいとしている。
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