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 安倍首相は27日、埼玉県の陸上自衛隊・朝霞訓練場で行われた自衛隊の観閲式で訓示し、集団的自衛権の行使容認など法的基盤の整備を進めていく考えを強調した。

 「我が国の主権に対する挑発、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している、これが現実です。防衛力はその存在だけで抑止力となるといった従来の発想は、この際完全に捨て去ってもらわねばなりません。諸君の先頭に立って、現実を直視した安全保障政策のたて直しを進めて参ります」-安倍首相はこのように、中国の海洋進出など、日本を取り巻く安全保障環境の厳しさをあげ、国家安全保障会議の創設や集団的自衛権の行使容認など、法的基盤の整備に改めて意欲を示した。

 観閲式には、自衛隊員約4000人、車両約240両、航空機約50機が参加した他、アメリカ軍からは、海兵隊が上陸作戦などで使用している水陸両用車が初めて展示された。防衛省でも水陸両用車の導入を決めていて、尖閣諸島などの離島防衛力を強化する計画。(10/27 14:24)


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従来の発想から脱却を~首相、観閲式で訓示 (10/27 14:24)

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