らいくあらーめん

　お昼はラーメン子安＠新子安、今の現場からそれなりに歩くことになるけど、デスクワークで身体を動かさないのでちょうどいい。
　しかも今の季節、歩いても汗をかかないしね。
　だからといって入口のドアを開けっ放しでいいかというと、どうだろうか。
　神奈川近郊でラーメンを食べ歩いている人なら絶対に見間違えないラーメンショップ、チェーン店としてスタートしますが途中で経営権を買い取って独立する店も多く、その実態はよく分かっていません。
　個人的にはこの味こそが関東での醤油ラーメンのスタンダードだと思うけどね。

　店内は10席と4席のカウンターのみ、適当に空いている席に座って厨房内に掲げられている短冊を見てオーダー。
　ラーメンショップと言うことでネギラーメンを頼むべきだとは思いますが、なんとなく基本のメニューをお願いします。
　お願いしますが中々調理を始めてくれない、なんでかなぁと見ていると、先客が頼んだ餃子を作っていたからみたい。

　壁側のカラーボックスにおかれているスポーツ新聞を読みながらラーメンの出来上がりを待っていると、ラーメン並550円、当然カウンター台越しに渡されます。
　平べったい杯のようにな丼はラーメンショップそのものですが、大きな板海苔は2枚、茹で玉子に茹でキャベツのトッピングとは驚きました。

　カウンター台に置かれたレンゲでスープを飲むと、すっきりした豚骨出汁、醤油ダレ弱め、ラーメンショップの味わいではない。
　ちょっと面食らいましたがこれはこれで美味しいし、やや縮れた細麺がとてもいい感じです。
　チャーシュー、メンマと程々、スルッと食べてしまってご馳走様でした。

　仕事を早めに切り上げて池袋へ、今の現場から池袋への行き方は何通りかありますが、いずれも400円以上掛かるのはちょっとキツイですね。
　待ち合わせ時間より少し早めに到着、あたりの人通りを見ていましたが何とも少ないんですね。
　声を掛けた二人がほぼ同時に定刻に到着、いざ、ベトコンラーメン新京池袋店＠池袋、聞くところによると「新京からの暖簾分け」とのこと。
　ベトコンラーメン新京にはホームページがあるので支店なら掲載されているはず、屋号も「新京池袋」なんだと思うけど、未確認です。

　広めのテーブル席に座って先ずは生中390円、東京標準価格では500円から550円なので随分と安い、安いからと言って手抜きはない。
　つまみは同時に頼みましたが、先に運ばれてきたニラ玉600円、ニラとキクラゲを玉子でとじただけに思えてニンニクスライスがたっぷり。
　普通は醤油をさっとかけるべきかと思いましたが、何となくそのままで食べてしまって、三人で食べたから量が足りなかった。

　続けてゲソカラ680円、読んで字のごとく、イカのゲソを唐揚げにしてあります。
　あっさりめの味付けで、ビールのつまみと言うよりご飯のおかず、ラーメンのサイドメニューとしてはスープに浸した食べてもいいのではないでしょうか。
　鶏の唐揚げもありましたがそれは次回の楽しみにして。

　ビールをレモンハイ300円に切り替えつつ、おつまみ三品盛り350円。
　ザーサイ、キムチ、メンマを盛り付けてあってお値段以上の美味しさ。
　今日は徹底的にラーメン談義、九州ラーメン修行、つけ麺博、ラーメン二郎、蒙古タンメン中本、どこまでもいつまでも。

　話はいつまでも尽きないのでラーメン。
　ラーメンは何気に8種類もあるので順番に食べていこうと、今夜は先ず看板メニューのベトコンラーメン680円。
　あちこちでベトコンラーメンを食べているので、と食べてみたらモヤシとニラのシャキシャキ感、熱の通し方、絶妙じゃないですか。
　鶏ガラ、豚ガラで出汁を取ってニンニクをたっぷり利かせたスープ、今まで食べたベトコンラーメンのどれよりも美味しい、美味しすぎて違和感がある。
　麺は菅野製麺の細麺がかなり美味しくてスープには合っているけど自身のイメージに合わない、麺量はかなりあって〆にいただくには多すぎるくらい。

　チャーシューはなくて肉と言うことならバラ肉が野菜と一緒に炒めてあり、ベトコンラーメンの象徴である生ニンニク粒がごろごろ入っている。
　明日は休みなので構うことなく食べてみると、ホクホクしたかなり上質のニンニク、美味しいですねぇ。
　あっという間に食べ終わってご馳走様でした。
　店主さんにあれこれと話を伺うと、岐阜でお店を出していたけどしばらく充電されての池袋出店とのこと。
　これからも頑張っていただきたい、月に一度は食べてに来よう。