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首相 安全保障の法的基盤整備の考え示す10月27日 12時14分
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安倍総理大臣は、自衛隊の観閲式で訓示し、厳しさを増す安全保障環境に対応するため、国家安全保障会議の創設や、集団的自衛権の行使容認などを含めた法的基盤の整備を進めていく考えを示しました。
自衛隊の観閲式は、埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場で行われ、安倍総理大臣は、およそ4000人の自衛隊員を前に訓示しました。
この中で、安倍総理大臣は、「日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しているのが現実だ。平素は訓練さえしていればよいとか、防衛力はその存在だけで抑止力となるという従来の発想は完全に捨て去ってもらわなければならない」と述べました。
そのうえで、「最善の安全保障政策を絶えず追求していかなければならず、その司令塔が国家安全保障会議だ。また、集団的自衛権や集団安全保障に関する議論を含め、安全保障の法的基盤の検討を進める」と述べ、国家安全保障会議の創設や、集団的自衛権の行使容認などを含めた法的基盤の整備を進めていく考えを示しました。
観閲式は、自衛隊員の士気を高めることなどを目的に毎年行われており、安倍総理大臣の訓示のあと、戦車をはじめ車両およそ240両による行進などが行われました。
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