ＵＰＳ：７－９月利益、予想上回る－年末商戦に備え臨時雇用

　　10月25日（ブルームバーグ）：小荷物輸送最大手、米ユナイテッド・パーセル・サービス（ＵＰＳ ）の７－９月（第３四半期）決算は利益がアナリスト予想を上回った。米国で高額料金での輸送が増加した。

25日の発表によると、純利益は11億ドル（１株当たり1.16ドル）と、前年同期の２倍を超えた。ブルームバーグがまとめたアナリスト26人の予想平均は１株当たり1.15ドルだった。ＵＰＳはまた、通期の１株利益見通しを4.65－4.85ドルのレンジで据え置いた。通期の１株利益のアナリスト予想は4.75ドル。

米国内での小荷物輸送の売上高 は５％増の83億ドルだった。

ＵＰＳは別の発表資料で、輸送のピークを迎える感謝祭からクリスマスにかけての時期は、オンラインショッピングの伸びが寄与し、１日当たりの輸送量が８％増加するとの予想を示した。

その上で、輸送量の増加に対応するため５万5000人の臨時従業員を雇用すると説明した。

原題：UPS Beats Estimates on U.S. Package Volumes, Higher Rates(1)（抜粋）

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更新日時: 2013/10/26 00:02 JST