「第33回全国豊かな海づくり大会~くまもと~」が26日、開幕した。大会式典などに臨席するため、天皇、皇后両陛下は同日午後零時半ごろ、全日空の特別機で熊本空港に到着された。蒲島郁夫知事、藤川隆夫県議会議長らが出迎えた。
特別機で熊本入りし、熊本空港を出発される天皇、皇后両陛下=26日午後0時39分(小野宏明)
両陛下の来熊は、即位前を含め6回目。1999年の「くまもと未来国体」以来、14年ぶりとなる。
空港ビル前では、県民ら約1300人が小旗を振って歓迎した。両陛下は合志市の県農業研究センターで蒲島知事から県勢概要の説明を受けられ、続いて同市の国立ハンセン病療養所菊池恵楓園を訪問。酒本喜與志園長から施設の概要を聞き、納骨堂に供花して入所者と懇談される。
同日夜は宿泊先となる熊本市のホテル日航熊本で、大会会長の伊吹文明衆院議長ら大会関係者約300人が出席する歓迎レセプションに臨まれる。
大会は27日午前、同市の県立劇場で式典、午後から水俣市の水俣湾埋め立て地「エコパーク水俣」、熊本港、牛深漁港に会場を移し稚魚などを放流する。両陛下は式典後、水俣会場に移動、市立水俣病資料館で水俣病の教訓を伝える語り部との懇談にも臨まれる。28日は熊本城本丸御殿などを視察後、熊本空港から離熊される。(亀井宏二)
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