『ハッカーによる口座改ざん、18万ドルの取引代金が行方不明』
近日、浙江省台州市では、ある貿易会社のメールシステムがハッカーの攻撃によって侵
害され、被害額が18万ドルという詐欺事件があった。
事件の経緯は、ハッカーが当該会社のメールシステムに侵入し、コロンビアの取引先に
連絡し、「本社の銀行口座が凍結され、18万ドルの取引代金を子会社の口座に振込して
くれ」と要求した。
もちろん、子会社なんて存在しない、ただの罠だった。
しかし、事件が発生した後、当地の警察署の調査により、ハッカーが提供した口座名義
はなんと広州省佛山市にある本物の貿易会社だった。
どういうこと!?
警察の分析により、そのハッカーは広州省の貿易会社の社員の可能性が高い。一旦相手
に代金を自分の会社に振込させ、当月決算日の前、バレないうちに、機を見てお金を移
動するという。
出典: 浙江在线-钱江晚报 2013年10月24日 07:04:59