日本ハムの子会社の宝幸(東京都)は26日、ツナ缶「ホニホ ライトツナフレークまぐろ油漬 ひまわり油使用」から、社内基準を上回る化学物質「ヒスタミン」が検出され、対象商品約1万5000パック(計約6万缶)を自主回収すると発表した。

 ヒスタミンを大量摂取すると、アレルギーに似た症状が出る恐れがあり、現時点で健康被害の報告はないという。

 回収対象は賞味期限が2016年7月7日の商品で、タイの協力工場で今年7月に生産した。今月21日に消費者から「味に違和感がある」との指摘があり、調べたところ、対象商品の一部が基準値を超えたという。

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