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事件
【原子の灯50年】(中)福島原発事故、原子力ムラ…信頼失い十字架背負う
2013.10.27 14:50
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今月24日の参院予算委員会。首相の安倍晋三(59)は社民党党首の吉田忠智(57)から1枚のパネルを示された。そこには安倍の政治の師匠である元首相、小泉純一郎(71)と「家庭内野党」を自称する妻の昭恵(51)の発言が記されていた。どちらも「原発反対」を唱えていた。吉田は「師匠と妻」の影響力が安倍に通じるとみたのか、「原発ゼロをぜひ決断してもらえませんか」と迫った。
「2人とも私にとって極めて重要な人物」。安倍は会場の笑いを誘う余裕を見せた上でこう答えた。「政府としてはエネルギーの安定供給、経済活動にとって(原発は)極めて重要で、国民生活をしっかり守っていかなくてはならない」
首相時代に高い支持率を誇った小泉の発言に、野党を中心に同調する動きも出ている。吉田も小泉に会談を呼び掛けたことを明らかにし、「脱原発で小泉氏と協力できたら」と語っている。
首相の“身内”まで唱えるようになった「反原発」。誕生から半世紀を迎えた原子力は、大きな岐路に立たされている。
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