医師は、「抗がん剤の限界」を熟知している。
知らないのは、患者だけ。
(自分のガンには抗がん剤を使わなかった医師)
渋民中央病院院長 清水妙正著
「医師が確信した ガンを驚くほど治す6つの効ガン食品」 メタモル出版
しかし医師の多くはすでに熟知しているはずです。ガン三大療法は、そのどれをとっても、原則としてガンという疾患を平癒させるに適切なものではありません。少なからぬ医師が察知しているはずです。大きくは代替療法とくくられる方向にこそ、より適切なガン治療の道が開いているのです。私は確信しています。
もしもあのときに現代医療によるガン治療を受けていたなら、私は数カ月のうちにこの世から去っていました。医師としての経験からみて、この点に疑いはありません。もちろん三大療法を拒絶したまま何の手立ても講じないでいたなら、やはり短期間のうちに死にいたっていたはずです。
三大療法を拒絶し、なおかつ私なりの代替療法に専念したからこそ、私は今もこうして元気に過ごせているのです。
ちなみに、渋民中央病院院長 清水妙正医師が使用した「D-フラクション」は、マイタケ・プロダクツ社の「グリフロン D-フラクション」でした。当時、「マイタケMD-フラクション」などは存在していません。
1999年11月10日 第1刷発行 メタモル出版 清水妙正著 「医師がすすめる起死回生の抗ガン食品」 64ページなどに、「D-フラクション」とあります。当然、「MD-フラクション」などではありません。また、71ページには、「自身のガンの治療に専念していた当時、私がのんでいたD-フラクションはアメリカから逆輸入されたものだった。」とあります。
多くの医師がガンに侵されていますが、彼らのうちの聡明な方々は、 決して自分の患者にしているような治療は受けません。 中国に行ったり、サプリメントや民間療法などで治しているようです。
農家は、自分が食べる作物と出荷用は別に育てていますが、 医者もまた同じなのです。
私の叔父は内科医で、あなたと同じように「健康食品はハッタリ」論を偉そうに展開して、患者には絶対にやらせないスタンスでしたが、自分が腎臓ガンになったときは、そりゃもう知人の医薬品関連の業者に、なんか見たこともないような健康食品(アンプルに入っていた)持ってきてもらって、一日に何回も飲んでました。(掲示板投稿者)
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(抗がん剤で)「治らないガン」
ガン医療の現場で使われる言葉 エビデンスEBM(Evidence)
抗癌剤治療は有効に効いても長生きできない!? (奏効率)
立花 隆 「がん 生と死の謎に挑む」 (文藝春秋)
「結局、抗がん剤で治るがんなんて、実際にはありゃせんのですよ」と、議論をまとめるように大御所の先生がいうと、みなその通りという表情でうなずきました。僕はそれまで、効く抗がん剤が少しはあるだろうと思っていたので、「えー、そうなんですか? それじゃ『患者よ、がんと闘うな』で近藤誠さんがいっていたことが正しかったということになるじゃありませんか」といいました。すると、大御所の先生があっさり、
「そうですよ、そんなことみんな知ってますよ」
といいました。
抗がん剤 ( 化学療法 )
1990年、アメリカ議会に提出された技術評価局報告書は、「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえに、患者の生活の質を悪化させる」と断定しています。
抗がん剤を使うと、がん細胞が急速に抵抗力をつけ、かえって悪化するだけでなく、患者の免疫や肝臓などの機能に壊滅的打撃を与えるという意味です。
厚生省の研究班も、手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」と認めました。(1998年)
抗がん剤は、1割のがん(小児がんなど)にしか効かないことを専門家も認めています。また、日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。特に、経口(飲み薬)抗がん剤(フルオロウラシル系)は、欧米では使われていません。
< 抗がん剤が効くがん ・・・ 小児急性白血病、悪性リンパ腫、小児がんなど>
日本で、抗がん剤が医薬品として認可されるためには、臨床試験で、奏効率が2割でよく、その際、治癒効果、延命効果などは、考慮されません。
奏効率が2割とは、2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが半分以下になればよいということです。つまり、8割の患者に無効でも、4週間だけの効果でもよいということです。
抗がん剤投与により引き起こされる嘔吐などを抑制するため、制嘔吐剤が使われています。抗がん剤の有害性を助長するものです。
「小児がん 新たなリスク」 成長後に「晩期合併症」 NHKクローズアップ現代 2011年1月31日放送
* 医療事故 抗がん剤を2倍投与し、患者死亡。 (2004年4月30日 読売新聞) |
(大阪大学名誉教授 理学博士 堀尾武一先生のホームページ より)
- 「転移しているかも知れないので、抗癌剤を投与する。」という医者の意見をしばしば聞きます。
- バクテリアに対する抗生物質の場合と異なり、複数種の抗癌剤を組み合わせて投与しても、効果の増大は期待できません。
- 抗癌剤投与は免疫系などの自己防御機構の低下、肝臓障害などの重篤な副作用を引き起こし、以後の人生の質を劣悪なものにします。
- その上、腫瘍細胞は、現在までに開発されている全ての抗癌剤に対して、迅速に抵抗性を獲得します。
- しかも、1 種の抗癌剤に対して獲得した抵抗性は他の種類の抗癌剤に対しても同様に有効です(抗癌剤に対する多剤耐性)。
- 抗癌剤によって引き起こされた自己防御機構の低下した状態では、残存している、抵抗性を獲得した腫瘍細胞は、より速く増殖します。
- 「抗癌剤投与によって、腫瘍塊は小さくなったのですが、残念ながら・・・」という意見は非科学的です。
米国では、抗がん剤にしますか、代替医療にしますか、と患者に選ばせる段階になりました。
(全米に衝撃を与えたハーバード大学医学部アイゼンバーグ博士のレポート) 教育のある人ほど、収入のある人ほど、代替医療に行っている。
しかし、日本では、人命がかかっているというのに、「抗がん剤の副作用」を論じる、がん関連のベストセラーの一冊も読まず、言われるままに抗がん剤を受け入れる人が多いのは、残念なことです。
近藤誠著 「新・抗がん剤の副作用がわかる本」 三省堂
平和病院(札幌) 石塚玲器名誉院長 ( 「ガン治療医11人の証言」 現代書林 )
長年ガンの治療をしてきましたが、抗ガン剤を使って万々歳というケースはまったくありませんでした。ゼロですね。
結局、副作用ばかり目立って、やればやるほど問題がでてくる。経口の抗ガン剤は投与量が増えると、必ず胃腸障害がでます。食べたくないし、舌にコケが生えてくる。
例えば抗がん剤などはほとんど使わない。一般に何かというと抗がん剤が使われる傾向があるわけですが、それを嫌ってこの病院へ転院してくる患者さんがすごく多い。私自身は抗がん剤を否定するわけではなく、適応があれば使いますが、それはきわめてまれです。
新潟大学 竹内正七名誉教授(日本癌治療学会名誉会長)
免疫能の廃絶している症例
「がんの化学療法や照射療法を徹底してなされた後の症例は免疫療法に反応し難い。免疫能の廃絶を厳密に定義することは難しいが、このような患者は免疫能がボロボロになっていて、廃絶に近い状態になっていると推定される。このような場合、先ず免疫能の回復が可能か否かが問題になる。」
http://www.yscbrp.com/Tpage/tframeset.html
宮城県立がんセンター 海老名卓三郎免疫学部長 (「月刊がん」2001年4月号より)
免疫療法と化学療法の併用は効果なし
「大量の化学療法とか放射線療法をやると免疫担当細胞が少なくなってしまうので、免疫療法と化学療法の併用だと相殺されて効果が出ないのです。」
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広範囲に切除する手術にしても、化学療法にしても、患者さんにはかなりの苦痛が伴います。まだまだ経験年数は少ないかも知れませんが、私は苦しむ患者さんを多く見てきました。こんなに苦しまなければならない必要があるものなのか、どうにかならないものか、とも思いました。患者さんだけではなく、私たちも苦しいものです。(以下略)
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外科医 小野寺時夫 著 中公新書ラクレ
「新 治る医療、殺される医療 医者からの警告」 より
抗がん剤が効くのは一部のがんだけ
抗がん剤はどんな臓器のがんにもある程度効くと思っている人が、一般の人は勿論医者の中にもいるが、残念ながらそうではない。抗がん剤が明らかに有効ながんは、全てのがんの一割程度に過ぎない。
この一割という意味は、たとえばどんな臓器のがんでも十人に一人位しか効かないということではなく、がん全体の数の一割位を占める限られた臓器のがんにしかよく効かないということである。
(成人のがんに対する抗がん剤の効果 )
群
効果
有効率
がんの
消失率長期生存
がんの種類
A
著効
80%以上
40%以上
30%以上
急性白血病、悪性リンパ腫、
睾丸腫瘍、咽頭がんなどB
有効
40〜80%
10〜30%
少数
肺小細胞がん、卵巣がん、
乳がん、子宮頚がん、
食道がん(放射線療法と併用)C
少し
有効30%前後
稀
稀
大腸がん、胃がん、肝臓がん D
無効
稀
0%
0%
腎がん、胆道がん、膵臓がん
各群の抗がん剤療法の問題点
C・D群とくにD群
抗がん剤の効果が期待できないことが多いにもかかわらず、漫然と投与されていたり、副作用の強い多剤併用療法が安易に試みられていることが少なくない。
手術後の再発予防や食事のできる進行がん患者に、経口抗がん剤の投与が高頻度に行なわれている。しかし、今日まで効くという証明はなく、抗がん剤に関する知識が本当にある医者の多くは、その効果は期待できないと考えている。
抗がん剤療法を受けるのは慎重に医者が「効く」というときは、がんが縮小したり症状が一時的に改善することもあるという意味で、治るかもしれないとか治らないまでも長い間延命するかもしれないと患者側が考えがちなこととは、大きく食い違っている場合が多い。医者が最善を尽くすということは、患者への気休めに、効かないだろうけれども抗がん剤を試してみる、といった程度であることが少なくない。
効果が確認されていない経口抗がん剤の使用術後再発予防のための抗がん剤投与は、肺がんや食道がんでの静注投与でも未だ効果が得られていない。胃がんに関しては、初めて信頼できる調査結果が平成十年二月に厚生省研究班から発表されたが、やはり有効性は否定されている。
効果が認められていない薬をもらうために、何十万人もの患者が精神的に半病人になりながら二週間ごとに何年間も通院し続けているのは世界中で日本だけである。
医者が抗がん剤を使いたがる理由無知なためか経営を考えるためか、重体の末期がん患者に亡くなるまで抗がん剤を投与し続け、むしろ副作用で死期を早めているのではないかと考えられるような使用例も珍しくない。
( NCI発行 「National Cancer Institute」 2005年9月21日号 )
この研究は、北米および欧州の14の腫瘍登録から得た、精巣がん患者4万576例のデータに基づくもの。精巣がんの診断後、10年以上経過した男性患者を評価したところ、比較的晩年にがんを発症した一般集団に比べ、二次がんの発症リスクが実質的に高く、少なくとも35年間リスクが継続することがわかった。このリスクの大部分は、原発(一次)がんの治療が引き金となって、副作用として後年発症したものであった。
ちなみに、1989年、15万人の患者を対象にした米国国立がん研究所(NCI)の調査報告書は、抗がん剤はがんを増やすと断定しています。
( 参 考 )
医療法人慈繁会土屋病院外科部長 土屋 繁裕(つちや しげひろ)著 経済界
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治療死など、悲惨な医療の現状に対して、患者側も、根本的 |
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