虎・藤浪、苦笑い「パワプロ」で意外や意外“辛口評価”

甲子園で練習をする藤浪。来季はゲームの世界での評価をあげるぞ（撮影・彦野公太朗）【拡大】

　ホロ苦い、通信簿だ。『パワプロ２０１３』で同シリーズ初登場を果たした藤浪が唇を噛んだ。少年時代には弟・滉二郎さんともプレーしていただけに、ゲームの中の自身が物足りないことは、よく分かっていた。

　「僕だったら、メンバーにいれません（笑）。コントロールＥ？　だからどうということではないんですが…荒々しさを残しつつも、年々精度を良くしていきたいです」

　最速１５３キロながら『コントロールＥ』『スタミナＣ』。現実の世界では１０勝６敗で、８月４勝で月間ＭＶＰも受賞した。広島とのＣＳ初戦にも先発するなど、虎投を支えたが…。この能力では、ゲームの中でも先発ローテを担うにはギリギリだ。

　パワプロ２０１３開発チームは「アバウトに（制球が）荒れている感じを出すため『Ｅ』です。投球制限の影響もあり投球回数は抑え目でしたので、スタミナは抑え目（Ｃ）になっています」と明かしたが、ホクホクとなるはずの契約更改を前に、意外な“辛口評価”を突きつけられた形となった。

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