■ 出身地
日本大学法学部
06年 大学在学時に、PAL総合事務所に入所。
07年 サイバーエージェントFXに入社。
09年 株式会社インテグリティ・コンサルティングを設立
2.日本の良さを次世代に繋いでいく。
3.「財団法人 寄付認定協会」の立ち上げ、日本への浸透。
■ 社会の問題点
細かい部分で考えると沢山ありますが、強いて挙げるのであれば、“教育”。
■ お薦めの本
すべては戦略からはじまる―会社をよくする戦略思考のフレームワーク
テニス、茶道、マンガ
相手がいてこそ ココロあってこそ “愛”
林りん館(長野県小川村)
今回インタビューをさせて頂いたのは、若干27歳にして「代表で2社、役員で3社、オーナーで2社、会社経営に関わっている」という三方麻琴社長。
「世の中を裸一貫で生きられる力をつけたい」と独立志向を固めた学生時代。
「本物の仲間達と、日本をより良くする為に、自分のできる限りの事をしたい」と熱っぽく語る現在。
金融のプロ、三方さんにインタビューをさせて頂きました!
「代表で2社、役員で3社、オーナーで2社 」
大学を卒業後から起業までを簡単に教えて頂けますか。
在学時から弁護士や行政書士が集まる総合事務所で働いていて、卒業後そのまま正社員として事務所に入社し、そこで1年間を過ごしました。普通の学生なら就職活動をしている時期にも事務所で働いていたので就職活動の流れには乗っていませんでしたね。退社後は転職活動を経てサイバーエージェントFXにコンプライアンス担当として1年間在籍しました。独立を考えていたので元々1年間で辞める事は前提にしていました。そして会社を設立しまして、それが今の㈱インテグリティ・コンサルティングです。
その会社以外にも何社か経営されているとお聞きしましたが?
代表という形では2社受け持っていますね。そして役員という形で別に3社所属しており、オーナーという形でもう2社持っています。
在学中に総合事務所で働こうと思ったきっかけは何でしょうか?
学生時代、法学部の法職課程に所属していました。最初は弁護士を目指していたのですが、もし司法試験に受かったと仮定しても、その先を考えたら自分には合わないんじゃないかと思ったんです。
そんな中、現役の弁護士でもあるゼミの教授に「弁護士などの他の士業と共同で経営する事務所の代表として、年収3,000万円くらい稼いでいる行政書士がいる。」という話を聞いて、行政書士の仕事内容に興味が沸き、話を聞く為にその方を紹介して頂きました。その方から話を聞いていく中で「面白そうだな」と思っていたところ、アルバイトとして働かないかとお誘い頂き、そこで働く事になりました。
総合事務所での仕事の中で面白いと感じた点はどこでしたか?
第三者的な立場で様々な企業に関わる事が出来る点には面白さを感じました。また好奇心が強いので、様々な行政手続や会計など実務を積める事も楽しさの1つでした。当時は行政書士として独立する事も面白いなとも思っていましたが、明確なモチベーションやビジョンがありませんでしたし、更に事務所のナンバー2との折り合いの悪さが重なって、行政書士への興味が離れていったんです。
一方で、クライアントに金融関係の企業が多かった事から金融への興味がどんどんと増していき、転職を考え始めました。金融を学びたいと思ったのですが、下から時間をかけて出世していくのが嫌だったので、当時黎明期で経験者もいなかったFX業界なら法律の知識を持っている人間が必要とされると思い、その中でも自由に仕事ができそうな雰囲気のあった㈱サイバーエージェントFXに入社を決めました。「独立したい」「社内で1番になれるのも面白い」という両方の可能性を持って転職しました。