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【芸能・社会】

BIGBANGの弟分、WINNER 11月16日から日本お披露目

2013年10月27日 紙面から

 【ソウル江川悠】韓国の大手芸能事務所「YGエンターテインメント」に所属する男性の練習生11人を、AとBの2つのグループに分け、連動番組の視聴者投票でデビューするグループを決めるプロジェクト「Who Is Next(WIN)」。その最終決戦が25日、当地のオリンピックハンドボール競技場で開かれ、5人組の「チームA」が勝利。「WINNER」のアーティスト名でデビューが決まった。5人は11月16日から始まる先輩グループ「BIGBANG」の6大ドームツアーで、日本のファンにお披露目されることも決まった。

 日本でも絶大な人気を誇るBIGBANGに待望の弟分グループが誕生した。YGから男性グループから誕生するのは、7年ぶりとなる。WINは8月23日に韓国の音楽専門チャンネル「M−net」などで放送開始。25日の決戦では自作曲やダンスなど3つの部門でそれぞれのチームが最終アピールした。チームAは今年7月にソロデビューを果たしたリーダーのカン・スンユン(19)が作詞作曲したロック調の自作曲が、特に女性ファンのハートをわしづかみにした。

 生き残るのは1組のみ。10週間の過酷なサバイバルレースを制したチームAの5人は抱き合い、号泣。カンは「ただ感謝します。私たちがこんなに愛されていることに驚きました。とても責任を感じます」と声を詰まらせ、敗れたチームBの6人とも健闘をたたえ合った。

 イベント終了後、取材に応じたYGのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーによると、早ければ年内にデビューアルバムを発売予定。同代表は「5人中3人が作曲ができる。自分たちのカラーを出し、BIGBANGとどれだけ違ったチームがつくれるか楽しみ」と期待を寄せた。

 練習生らは約3年前から日本語を勉強中で、近い将来の日本デビューも見据えている。また、11月16、17日の西武ドームから始まるBIGBANGの6大ドームツアーでオープニングアクトをさせることを明言した。

 約77万人を動員する超巨大ステージに立つことになったナム・テヒョン(19)は「力不足な私に、とても夢のような奇跡が起きたと思いました。ドームという舞台に立てるとは想像もつきませんでしたが、遠くから応援してくださった日本のファンの皆さまとお会いできるために努力します」とコメントを寄せた。

 甘いマスクと無限大の可能性を秘めたパフォーマンスを名刺代わりに、注目の新人ユニットがまもなく日本に上陸する。

◆D−LITEらエール

 BIGBANGメンバーも、弟分誕生の瞬間を会場で見守った。イベントの司会を務めたD−LITE(24)は「チームAはエネルギーがすごい。僕たちのドームツアーでも頑張ってほしいし、いつかはWINNERがドームでできるようになってほしい。あ、でもそうしたらBIGBANGの人気がなくなっちゃうね」と苦笑。ゲストのV.I(22)も「僕らのことを超えるくらいの気持ちで頑張って」とエールを送った。

 9月の最初の対決でチームAをプロデュースしたSOL(25)は、「前回指導したときよりもステージを楽しもうとしている姿がナチュラルに見えて、見ていて気持ちの良いステージだった」と5人の成長ぶりに目を細めていた。

 

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