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政治
【名言か迷言か】安倍首相の親密度 プーチン露大統領>オバマ米大統領
「早速にお祝いの電話を頂き大変うれしく思う」
9月10日午後6時。ロシアのプーチン大統領から2020年東京五輪の祝意を電話で伝えられると、安倍晋三首相は言葉軽やかにこう応えた。
安倍首相がアルゼンチン・ブエノスアイレスで同月7日(現地時間)に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で五輪招致を勝ち取り、帰国して間もない時のことだった。
プーチン大統領が電話で五輪招致の成功を「安倍政権、安倍首相への国際社会の信頼の印だ」と持ち上げると、安倍首相も「ソチ五輪の成功を心からお祈りする」と応じた。
シリア情勢についても話し合ったこの電話会談は、実はプーチン大統領からの要望で実現された。
電話会談は、外務省の事務方が相手国と綿密に協議内容を調整してから行うのが通例だ。
「相手からの電話」と発表しても、首相の外交手腕を演出するために外務省が内々に相手国に働きかけることもある。
首相側近は「プーチン大統領自らが安倍首相にお祝いを言いたいということでセットされた」と明かす。
日露首脳会談は、安倍首相が訪露した今年4月を皮切りに6月、9月、10月とわずか半年近くで4回も開かれている。
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