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原子力規制庁の中途採用 人数確保できず10月20日 4時29分
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原子力発電所の運転再開の前提となる安全審査を行う国の原子力規制庁は、新たに申請する原発もあるなか、中途採用の職員を募集し審査の態勢を強化する計画でしたが、予定の人数の半分程度しか確保できませんでした。
原子力規制庁は、全国の6つの原発を対象に安全審査を80人態勢で行っていますが、重大事故の対策などこれまでに無かった項目も多いため、中途採用の職員を募集し態勢を100人に強化する計画でした。
ところが採用は電力会社やメーカーなどの出身の11人にとどまり、予定の20人を確保できませんでした。
原発の安全審査を巡っては、9月に申請した東京電力の柏崎刈羽原発のほか、中部電力の浜岡原発や中国電力の島根原発も年度内に申請する意向を示し、審査の対象が増える見通しです。
このため原子力規制庁は、21日から、職員の追加の募集を行うことにしていますが、審査に必要な人材を十分に確保できるのかが課題となっています。
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