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汚染水は完全にブロック 答弁書決定
10月25日 15時42分

政府は25日の閣議で、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題について「放射性物質の影響は、港湾内に完全にブロックされており、全体として状況はコントロールされている」とした答弁書を決定しました。

これは、みんなの党の江口克彦参議院議員と、新党大地の鈴木貴子衆議院議員の質問主意書に対し、それぞれ答えたものです。
それによりますと、福島第一原発の汚染水問題について、「汚染水タンクからの漏えいなど個々の事象は発生しているが、発電所の港湾の外での海水の放射線モニタリングの結果は、放射性物質の濃度が検出できないほど低いか、基準濃度をはるかに下回っている状況にある」としています。
そのうえで答弁書は、「汚染水による放射性物質の影響が見られるのは、発電所の港湾内の0.3平方キロメートルに完全にブロックされており、全体として状況はコントロールされている」としています。
福島第一原発の汚染水問題を巡っては、安倍総理大臣が先月のIOC=国際オリンピック委員会の総会で「状況はコントロールされている」と表明しており、今回の答弁書は、こうした安倍総理大臣の認識を政府全体で踏襲した内容となっています。

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