ついに決断が下された。次男が窃盗容疑で逮捕されたことを受け、報道番組出演を自粛していた大御所司会者・みのもんた(69)が、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」の両番組を降板することが25日、発表された。出演自粛から約1か月半――。番組復帰が“既定路線”だったものの、予想以上の逆風にあらがうことができなかった。ついに「引退」の2文字もちらつき始めてきた。
次男で元日本テレビ社員・御法川雄斗容疑者(31)が窃盗未遂容疑で逮捕(窃盗容疑で再逮捕。処分保留で釈放)されたことを受け、みのは9月16日から「朝ズバッ!」などへの出演を自粛。当初は復帰に意欲を見せていたが、世論の逆風を受けてついに“陥落”した。
TBS関係者は「先月13日に行った出演自粛会見で開き直ってしまい、バッシングはどんどん強くなってしまった。また当初、窃盗未遂容疑を否認していた次男が再逮捕され“完オチ”したこともあり、最終的にはみのが降板に首を縦に振った」。みのは「30歳にもなった子供の責任を親はいつまで取ればいいのか」などと世論を誘導しようとしたが、この言い分は週刊誌などで「みの、やめろ!」の論調を強める結果に。
しかも、TBS局内からの“待望論”も一部の“みのシンパ”の幹部を除き、ほとんどなかった。別のTBS関係者は「みのには常にセクハラ疑惑がついて回っていた。みのが自粛を決めたとき、共演していた田中みな実アナや加藤シルビアアナは小躍りして喜んだという話です。また『朝ズバッ!』スタッフの間でも、みのの復帰を願う声は上がらず、代役の若手・井上貴博アナを盛り立てようという動きになっていた」と内情を明かした。
また今回の降板劇の背景に、タモリ(68)の「笑っていいとも!」(フジテレビ)終了が影響しているとの声も。タモリとみのは共通点が多い。2人は同世代の大物司会者同士で、5月には「いいとも」のテレフォンショッキングにみのがゲスト出演したばかりだ。
ある芸能プロ関係者は「タモリは『いいとも』、みのは2009年まで日テレで『午後は○○おもいッきりテレビ』の司会をして、ともに“昼の顔”だった。そのタモリが辞めることに、みのが勝手に自身を重ね合わせて、降板を決断したのかもしれません」と話す。

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