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次期戦闘機事業 国防部が予算増額を協議中=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部が、8兆3000億ウォン(7618億円)としていた次期戦闘機(FX)購入事業の総予算について、企画財政部と増額を協議している。政府筋が24日に伝えた。

 軍は、最新鋭ステルス戦闘機F35クラスの高性能機60機を購入するには予算の増額が必須だとしているという。

 政府筋によると、国防部は年内に事業の推進方式を決定することを目標に、予算を据え置いた場合や増額した場合、要求性能を見直した場合などさまざまな状況を想定してシミュレーションを行い、適切な購入機数を探っている。ただ、軍の関係者は、事業の推進方式が決まっても年内の機種選定は難しいと伝えている。

 防衛事業庁は先月、次期戦闘機の最終候補だった米ボーイングF15SEの採用案を否決し、選定作業をやり直すことを決めた。F15SEは応札した3機種のうち唯一、予算内に収まる機種だったが、レーダーに探知されにくいステルス機能が低いとの懸念が出ていた。

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