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【プロ野球】

原監督 挑戦受けて立つ! 予告先発むしろ歓迎

2013年10月26日 紙面から

 挑戦は受けて立つ。監督会議で敵将から予告先発という提案を受けた巨人・原監督。しかし、唐突にも見えるプランをもちかけられても、動じることはなかった。その場で快諾。会見ではむしろ歓迎する姿勢を示した。

 「大いにファンの方が盛り上がる環境の下、胸と胸を突き合わせた勝負をする。ペナントレース同様の戦いを望まれた星野監督に同感し、挑んでいくということです」。大一番を前にした時に使うフレーズも登場させた原監督。セ界の戦いと同じように、敵の攻勢を真正面から受け止めて、はね返す気持ちでいた。

 胸には自軍への信頼がみなぎる。CSファイナルステージで広島を倒してからの調整も順調そのもの。Kスタ宮城室内練習場で実施したフリー打撃でも、村田や阿部らの主力が快音を連発。最善の準備を尽くした今は何の不安もない。「心地良い時間の中、明日を迎えられる」。原監督は自信満々の表情で言い切った。

 普段以上のプレッシャーがかかる日本シリーズは「異次元の試合」とみる。しかし、そんな中でも戦い方を変える気はない。「簡単に変えることはできません。ジャイアンツの野球をしっかり出せたらと思います」。星野監督が相手でもひるまない。自らを信じ、選手を信じ、原監督は杜(もり)の都での決戦に挑んでいく。 (川越亮太)

 

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