8月米卸売在庫は0.5%増加、在庫比率は2011年以来の低水準
10月25日(ブルームバーグ):8月の米卸売在庫は前月比で市場予想以上に増加した。
米商務省が25日発表した8月の卸売在庫 は前月比0.5%増。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は0.3%増だった。
卸売在庫は今年2月以降7カ月のうち4カ月で減少、増加は8月を含め3カ月にとどまっている。この結果、1月に記録した5040億ドルが2009年7月からの景気拡大局面でこれまでのピークとなっている。
項目別では耐久財 の在庫が0.6%増加した。同売上高は0.9%増えた。輸入車 在庫は2.4%増。一方、同売上高は0.9%のマイナスだった。
非耐久財 在庫は0.5%増加、石油の伸びを反映した。
8月の卸売業全体の売上高は0.6%増加した。この結果、売上高在庫比率は1.17カ月と、3カ月連続で2011年9月以来の低水準。
原題:Wholesale Inventories in U.S. Increase by Most in SevenMonths(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Victoria Stilwell vstilwell1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/10/26 00:59 JSTニュース一覧
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