10月米消費者マインド指数:73.2に低下-3カ月連続マイナス
10月25日(ブルームバーグ):10月の米消費者マインド指数は3カ月連続で低下、1月以来の低水準に落ち込んだ。政府機関閉鎖措置が解除されたものの、消費者の信頼感向上にはつながらなかった。
10月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (確定値)は73.2と、前月の77.5から低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は75だった。速報値は75.2だった。
HSBCセキュリティーズUSAのエコノミスト、ライアン・ワン氏は、「政府機関閉鎖や債務上限問題は消費者の信頼感にマイナスの影響を与えたことがわかる」と述べ、「信頼感の回復にどれだけの時間が必要になるのかが次の問題だ」と続けた。
現在の景況感を示す指数は89.9と、前月の92.6から低下した。6カ月後の先行き景況感を示す期待指数は62.5と、2011年11月以来の最低水準に落ち込んだ。前月は67.8だった。
原題:Consumer Sentiment in U.S. Fell to 10-Month Low in October(1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Ben Schenkel bschenkel@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/26 01:17 JSTニュース一覧
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