(cache) Chosun Online | 朝鮮日報

独島:韓国領を証明する古地図、相次ぎ公開

きょう「独島の日」
1908年制作の日本の地図、独島を「大韓帝国領」
1844年版では東海を「朝鮮海」

独島:韓国領を証明する古地図、相次ぎ公開

 独島(日本名:竹島)を韓国領と表記した、1908年の日本の地図が新たに公開された。収集家のピョン・ギュチャンさん(48)は24日、最近日本で入手した地図「大字明細帝国里程全図」を本紙に公開した。

明治41(1908)年に大阪で出版されたこの地図は、左端に「朝鮮全国図」というタイトルがあり、タイトルの下に韓国の地図が掲載されている。その韓国地図の右側に竹島と松島が描かれ、大韓帝国の領土であることがはっきりと示されている。竹島と松島は、19世紀まで日本が使っていた鬱陵島と独島の名称だ。地図の制作者が古地図を見て描いたらしく、独島を鬱陵島より大きな島として表示している点が注目される。しかし日本の領土を描いた地図には、どこにも独島の表示がない。

 韓国古地図研究学会のイ・サンテ会長は「日本が1905年に独島を島根県に強制編入した直後に作られた、日本側の地図という点が重要。当時も、日本人が依然として独島を韓国領と認識していたことを立証する資料」と語った。

 一方、韓国の国家記録院は、独島の日(10月25日)に合わせ、学界では既に知られている独島・東海(日本海)関連の古地図2点を復元・複製し、24日に公開した。このうち、日本最高の学者だった箕作省悟が1844年に作った世界地図「新製輿地(よち)全図」では、朝鮮と日本の間の海域が「朝鮮海」と表記されている。東海を朝鮮海と表記した日本の地図は、このほかにも「地球万国山海輿地全図説」(1785)、「新訂万国全図」(1810)などがある。

 19世紀半ばに韓国で作られた「海左全図」には、鬱陵島と独島(于山島)が描かれており、余白には于山国が新羅時代に編入された事実も記録されている。またこの地図には、鬱陵島の大きさ、鬱陵島内の村落の規模、鬱陵島・蔚珍間の航路も記されている。国家記録院の朴景国(パク・キョングク)院長は「独島が歴史的・地理的・国際法的に韓国固有の領土だという事実を再確認できる資料」と語った。

兪碩在(ユ・ソクチェ)記者 , カン・ドンチョル記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 独島:韓国領を証明する古地図、相次ぎ公開

right

関連ニュース