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モンゴル企業「総連入札はビジネス」
10月25日 6時35分

モンゴル企業「総連入札はビジネス」
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競売にかけられた朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の土地と建物に最高額をつけたモンゴルの企業の社長が、24日、モンゴルの首都ウランバートルで会見し「入札は純粋にビジネス目的だ」と述べ、政治的な背景はないと強調しました。

東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、今月17日に行われた2回目の入札で「アヴァール・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」というモンゴルの企業が50億1000万円と最も高い価格をつけました。
しかし東京地方裁判所は22日、アヴァール社が買い受ける資格があるかどうか現時点で結論を出せないとして審査期間の延長を決め、審査を続けています。
このアヴァール社のチワーメド・エルデネバト社長が24日、モンゴルのウランバートルで会見し「どの国とも政治的な関わりはない、純粋にビジネス目的だ」と述べて、政治的な背景はないと強調しました。
そのうえで「入札に必要な費用は海外からの投資資金を利用する予定だ」としています。
アヴァール社を巡っては、モンゴルの税務当局の資料から、税金や保険料を支払った記録がないなど経営実態のないペーパーカンパニーの可能性が高いという見方が出ており、この会見は、そうした見方を打ち消そうというねらいもあったとみられます。

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