産経新聞 10月18日(金)8時20分配信
資生堂は18日、仏・ロレアル社に対し、現地子会社カリタ社とデクレオール社の売却交渉を始めることで合意したと発表した。売却額は2億3千万ユーロ(日本円で約300億円)。資生堂は海外事業の選択と集中を進めており、美容室など業務用製品の製造・販売を行う同事業を売却し、成長分野への投資にまわす方針だ。
資生堂は、美容室向けなどの事業について、アジア市場の「資生堂プロフェッショナル」と欧米の「ジョイコ」に、投資を集中する戦略を打ち出している。
カリタ、デクレオールの両社は、美容室やエステサロンなどを対象に、シャンプーやオイル、化粧品などを販売しており、業績は「堅調だった」(同社)という。ロレアル社から譲渡を求める打診があり、双方の利害が一致したことから今回の合意に至った。
最終更新:10月18日(金)13時39分
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