postheadericon 横浜写真展をお手伝いしました ♪

尊敬する、大好きなボランティア仲間の、
MANYAさんが実行委員長をされてらっしゃる・・
中川こうじさんの横浜での写真展を
わたしも少しだけお手伝いさせていただきました。
(きっと猫の手ほどにもならなかったかもですが。。。)
 
横浜、新宿・・・・と
先に開催された「にゃんだーガード」写真展では、
PR 経験者がいらっしゃるとのことでしたので
わたしは出る幕なし、と思っていたのですが・・・
今回は要員がいらっしゃらなくなったということなので
わたくしめが PR お手伝いさせていただきました~ ♪
2日め、念願のテレビ取材が来てくださいましたよー^^v
これでますます PR 業務に自信・・・
(というか、楽しくなってきましたー ♪)
近く本業でも PR 事業部を立ち上げる予定でいます。^^
放映は、けっこう長い尺で・・
本意をちゃんとご紹介くださっていて感激でした。
・・・・・そー、しー、てー
MANYAさん夢を語るっ!
「福島原発周辺に取り残された子たち・・・
最後の1頭まで救い出したい」と、
おっしゃっていました。。(T-T)
MANYAさんと初めてお会いしたのは2011年の夏・・・
最初から心ゆるせる気がしました。。
なんというか・・・明るく朗らかで親しみやすいけど、
懐の深さを感じさせる、お釈迦さまみたいなイメージ・・
わたしがくよくよ悩んでいることパーンと笑い飛ばしてくださって
とても救われます。
人間心理などを熱心に勉強してらっしゃるからかな、と思ったけど・・
写真展の間にいろいろお話して「やっぱり」と思いました。
人生において重く厳しいものを乗り越えた人・・・
悲しみは・・・その人を苦しめるためだけのものじゃない、
神様に選ばれた人を、より豊かにするもの・・
世の平和や愛、真の絆づくりのために選ばれた人を鍛え、
より強くするもの・・・
そんな思いを、MANYAさんとお話していて強くしました。
・・・でーもー、、心ゆるしすぎたわたし、、、
なんと! 福岡に帰ってきてからすぐ・・
写真展たけなわのMANYAさんに酔っぱらって電話してしまった。。^^;
しかも、真夜中に・・・
なぜだか、わかりません。。m(__)m
なんとなく声聞いて安心したかったのかも・・・?
笑ってゆるしてくださったけど、
きっとタチの悪い酔っぱらい相手に苦労されたことと思います。。。
・・・甘えるのもイイカゲンにしろ!って感じですが、
こんなに甘えてしまうのもめずらしい、、
やっぱ、MANYAさんの人柄、魅力と思います。。。
(イイワケ・・・^^;)
名古屋のごろにゃんこさんからお花が・・・
女性らしいお心遣いが素敵 ^^
さらに!
横浜にお婿入りしたハチとの再会・・・(ToT)(ToT)(ToT)
写真展スタッフのお一人 K さんは、
愛しのハチの里親さんで・・・わたしのハチへの思いを汲んでくださり、
会わせてくださったのです。
 
・・・ハチ、
やさぐれてウウウ〜シャーシャー言ってたのに、、
こんなにピカピカのイケニャンになっちゃって。。
ほんとに感涙でした。
横浜写真展いよいよ今日17時までです。
皆さま、お誘い合わせのうえぜひご来場ください。
会場にはグラスアートの実演もあり!
世界にひとつの宝物が手に入りますよ~♪


postheadericon 藍島~ご支援のご報告

藍島の猫たちへ、
さっそくご支援のお申し出ありがとうございます。
福岡市内の株式会社ライフテック様より~カリカリ50キロ ♪
心より感謝いたします。m(__)m
馬島の “はなのすけ” ちゃんのためのパウチは、
友人がたくさん支援してくれました ♪
この他に遠方の方からもお申し出いただいており、
心ある方々の存在に励まされています。
しかし島には船で渡るため持ち込める荷量には限りがあり、
島内に備蓄拠点のようなものがあったら・・・
と思いまして島民の方にお願いできないか思案中です。
コロコロを使っても女性の力ですし、
多くても2人くらいでの給餌ですから・・・
さて、藍島から保護してきたピカリちゃん(♂)
超~可愛い^^
なんというか、もう・・・食べちゃいたいくらい・・笑
顔のつくりが独特なんです ♪
( ↑ すでに親バカ〜^^;)
 
顔の大きさの割にパーツが真ん中に集まってて・・・・・
ちょっと見タヌキ?^^
なんとなーくいつも困ってるみたいな顔・・・なんとかしてあげたくなる・・笑
ピカリ「なんでボクの顔じ〜っと見るの?」
(可愛いからに決まってるじゃん ♪)
顔見てたら思わずギュウしてチューしちゃいそうです ♡
当初は体重 3.3 キロでしたが、今は4キロ代に☆
でも・・毛の根っこのところは赤茶色・・・・・
栄養不足を物語っています。。
顔や骨格の大きさからしたら5〜6キロあってもいいのだそう・・・
引き続き大切にケアしていきたいと思います。
ピカリンがやってきてから
ちょ〜っと心おだやかでないのは先住?保護っ子キンタロー・・
足元に絡まり転がって・・・
「ボクにかまってー」の猛アピール(可愛いです^^)
  
キンタローとピカリ、略してキンピカ!
ルックス&性格ともにハナマルGOODな2ニャン、
絶賛里親さま募集中です ♪

postheadericon 9月20日、藍島〜馬島にて・・・

去る9月20日に藍島に行ってきました。
今回は、野良にゃん写真家・中川こうじさんもご同行くださり、
なんと! 公衆?にゃんトイレ1カ所の設置が叶いました。
実は・・・これまで一生けんめい給餌に携わっていらした M さん・・・
体調不良とのことで離脱されてしまい、
急きょ給餌に入ることになったわたくし・・・
地元の方とのコネクションがまだほとんどなかったために
ご多用中にも関わらず中川さんは無理をしてご尽力くださったのです。。
心より感謝いたします。m(__)m
いろんな方の努力が報われつつあり・・
以前に比べたら島の猫たちの境遇は大幅に改善されたとはいえ、
渡船場の子たちの状態は・・・
痩せっぽち・・・背骨が浮き出た子ばかりです。
何日ぶりのゴハンなのでしょうか。。
一心不乱にがっついていて・・・(T-T)
 
渡船場の子たちにまで堂々とごはんをあげられるようになるには、
「避妊去勢をせよ。糞尿の後始末をせよ」
ごもっともな話です。
さて、どうしたものだろう・・・と前日まで頭抱えていましたが
中川さんより地元の方とお話を繋いでいただくことができ、
パア〜っとクリアに!
まず島の猫を「地域猫」と認定する手続きを行い、
地元の保健所に連れて行けば
メス猫のみ避妊手術は無料で行ってもらえるとのこと。^^
もう少しがんばって呼びかけ、ご支援くださる人手が増えれば、
手分けして捕獲、一気にTNRが叶うかも〜 ♪
次回は、あす24日にYさんがお友達とともに給餌に入ってくださり、
猫の頭数確認、写真撮影などされる予定・・・
着実に前に進んでるよーな気がしています。^^v
・・・ただ、今週から来週にかけてわたしは出張や収録が立て込み、、
渡船場の子たちだけでも月末頃に給餌に行ってくださる方、
どなたかいらっしゃいませんかぁ〜っ ! ? ! ?
また、この日は藍島〜小倉の途中にある馬島にも立ち寄りました。
ここにもたくさんの猫がいます。
だけどもここの猫たちは藍島に比べると遥かに恵まれ、
なんだかたくましいです。
“猫おじさん” が彼らを愛情深く守ってらっしゃるからでしょうか。
生命力にあふれている、という感じがします。
 
お腹いっぱいになったら眠くなるよねー・・・
この子( ↑ ↓ )、あの中川こうじさんからカメラを向けられようが
ゆすろーがどうしよーがびくともしない。。^^;
道の真ん中で爆睡かまして・・・
超・ツワモノでございました。。
“猫のパラダイス” と言えなくもない馬島・・・
でもそんな場所にも悪いヤツは出没するものでして。。
ごはんと知ると我れ先に集まってくる猫たちですが、
ひとり、来ない子がいます。
“はなのすけ” くんという虐待で瀕死の大怪我を負った子は、
以来、猫おじさんにしか気をゆるさなくなり
ひとりこっそりごはんをもらっています。
しかも、はなのすけくんは怪我して通院看護してもらってる間に
少々甘やかされてウェットフードの味を覚え、
それしか召し上がらないのだそう。。^^
これだけの猫を養う猫おじさんは経済的にも大変・・・!
もしよろしければ、、
はなのすけくんのウェットフードご支援ください。
ほかの子たちへのドライも大歓迎です。
わたしから責任を持ってお届けすることもできますし、
直接ご持参されても “楽しい” と思います。
馬島・・・なーんにもないけど、、のどかで、猫がいて・・・
きっと癒されると思いますよ。^^

postheadericon “告発” の行方・・・

昔そんな映画がありましたね。。笑
“告発” って・・・されたほうが悪、したほうが正義、でしょうか?
わたしは必ずしもそうとは思いません。
大事なのは、そのことで最も損害を被るのは誰? 何? ということ。
誰にどんなメリットがあるのか? ということを
ちゃんと見極めることではないかと思っています。
わたしが関わってきた『にゃんだーガード』について

今もいろんな方からいろんなコメントや質問をいただいています。

この件については当初から今日まで静観のつもりでしたが、

今回限り見解を述べさせていただこうと思います。
動物愛護団体が支援を募り集まった浄財は、

一円たりとも無駄に使われてはならないと思っています。

ただ・・・わたしが誰かに何かを支援する時は、

誰か何かを“信じて”支援します。

すべての命を救うことはできないけど・・・

だからこそ、時に誰か何かを “信じて” 支援することにより、

わたしは救った気になれるような気もしています。

わたし自身が救われることだってあります。

なので・・信じると決めたからには信じ通したいと思うのです。

 “信じる”とは、そのようなことではないかと思います。

信じられないのなら、

支援しなければいいだけのこと・・ではないかと。
また、今回取り沙汰された収支は2年間で約5000万円?
1年間で3000万円弱・・・

天下り官僚の年収にも満たない金額?

企業運営をするとしたら零細企業もいいところ・・・

この金額で果たしてあの規模のシェルターを恒久的に維持できるのか?

わたしは、そちらのほうに不安を覚えました。

巨悪はもっと別の場所で弱いものを犠牲にして私腹を肥やしている・・・

被災地や被災動物のことなど忘れ私利私欲を貪っている・・・

そう思えてなりませんでした。

この、理不尽なことばかりの世の中で・・・

今なお被災動物に心を寄せるのは、本当にごくごく少数の、心ある人・・・

そういう人たちが意見の違いから叩き合い、潰し合っている・・・?

傷つき疲れた仲間が離れていき・・・

最も被害が及んでいるのは弱く物言えぬ被災動物ではないかと思うのです。。

だからこの数カ月は・・・
ただただ苦しく悲しかった、わたしの率直な思いです。
昨今・・・ネットは “炎上” や “告発” ばやり・・・?

ちょっと(かなり)うんざりしています。。

告発する側は相手の非を責めいろいろなことを暴露するけど

あくまで一方の話なのだから・・・

相手には相手の言い分があるでしょうし、

わたしは話半分に聞いておくべきと思うのですが・・・

なのに簡単に同調加担して「いいね」「シェア」って・・・?

「わたしは思慮が足りません」って

自ら恥をさらしてるようなものだと思うのですが・・・?
それに・・・人を傷つけ、責め、貶める言葉は、立派な凶器です。

わたしには斬りつけられた人の心から

血が噴き出しているのが想像できる・・・

だから、そんな言葉を人に向けては使いません。

使いたくない、使わない、と強く心に誓っています。

そう、人を傷つけ、責め、貶める言葉は、

それを使った人の人間性を映す鏡のようなもの・・・

だから、人を傷つけ、責め、貶める行為は、

それを “された人” のみならず、“した人” に返ってくる・・・

そういうものではないかと思っています。
警察官だったわたしの亡き父は、

生前よくこんなことを言っていました。

「感謝を忘れなければ大抵のことはゆるせるもんだ。

それでも、どうしても腹が立ったら

“おたんこなすのすっとこどっこい野郎”

“あんぽんたんめ!”と言うくらいで堪忍してやろう。

もしも本当に堪忍袋の緒が切れたら・・・

その時は警察や裁判所の出番だ」

“おたんこなす” “すっとこどっこい” “あんぽんたん” は

落語によく登場しますね。

落語は、義理人情が棹さす時代の文化です。

義理人情と言えば・・・あの寅さんも言ってましたよね。

「それを言っちゃあ、おしめえよ」って。

おっしゃる通り、それを言っちゃあおしめえな言葉が、

あると思います。

この世の中に真の絆や愛、平和を求めるなら・・・

“それを言っちゃあおしめえな言葉”は使わないほうがいい、

わたしは、そう思っています。
 
ぼくたちのこたえ

やられたら やり返せ
受けた痛みを 倍にして
悪いヤツは打ちのめせ
ひとり残らず たたきつぶせ
ぼくなら そんなことは しないさ
笑って ゆるしてやるさ
仕返しなんか しないのさ
それが ぼくたちなのさ
ぼくたちの こたえさ

どこかのエライ人が それは正しいことだという
みんなが 恐い顔で コブシをふり上げて たたかうぞ!!
ぼくなら そんなことは しないさ
わらって ゆるしてやるさ
戦争なんか しないさ
それが ぼくたちなのさ
ぼくたちの こたえさ

強いものに味方しろ 協力しなきゃ はずされるぞ
愛なんか恋なんか 忘れちまえ 笑顔なんか 何の得にもならない!!
ぼくなら そんなことは しないさ
だまって ゆるしてやるさ
ケンカなんか しないさ
それが ぼくたちなのさ
ぼくたちの こたえさ
それが ぼくたちなのさ
ぼくたちの こたえさ

ぼくなら そんなことはしないさ きみの微笑みを
ぼくなら そんなことはしないさ 明日につなげて
ぼくなら そんなことはしないさ 命の数だけ
ぼくなら そんなことはしないさ 明日にとどけて
「サルサガムテープ」というバンドの、

「ぼくたちのこたえ」という曲をとても気に入って聴いています。

サルサガムテープの主要メンバーには “知的障害” があるそうです。

かつて忌野清志郎さんとコラボしたこともあるとか・・・

今この時代に清志郎さんが生きてらっしゃったら・・・

最近よくそんなことを思います。

postheadericon 藍島の猫たちのために・・・

9月14日快晴なり〜(紫外線こわい〜)^^;
藍島へ猫ちゃんたちの給餌に行ってきました。
お腹を空かせて待ってた子たち、
まだ子猫?なのにお腹に赤ちゃん入ってる子もちらほら・・・

この日、幼なじみのヨーコちゃんに同行してもらい
1年以上も藍島に給餌に通ってらっしゃるOkakaさんと合流し・・・
心洗われる気持ちになりました。
Okakaさん・・こんな風に静かに島の猫を愛し守ろうと
地道な活動を続けてきた方がいらしたなんて・・・
しかも1年前だったら中川こうじさんの問題提起の前です。
餌やりさんへの風当たりがものすごく強かった頃、
くじけず、罵倒されながらも・・・?
強く、心優しい方との出会いに感動なのでした。
中川こうじさんの地道な働きかけにより
島の一部では餌やりが公認されています。
また余ったフードを置いておけば後日餌やりしていただけます。^^
 
でも・・・島の状態は一進一退といったところ・・・
決して楽観はできません。
餌やりOKの周辺の子たちはともかく
弱く渡船場周辺に追いやられた子たちの行く末は・・・><;
先日給餌に行った帰り、
わたしたちの後を追って船に乗ろうとして追い払われた子・・・
 
風邪ひいてました。
この日は持ってきていたコロイダルシルバー(天然の抗生物質)
どうか、よくなりますように。。
わたしは今月に入りやむをえずほぼ毎週通うハメになってるけど、、
その先は・・・とっても心もとなく先行き不安です。
仕事すっごく立て込んでるし、
横浜や熊本の写真展もぜひとも成功させたいし・・・
Okakaさんだって遠方から遥々・・地元の方ではないのです。。
でも手分けすれば何とかなる?
いやいや・・人手はもっとほしいところ、、うーむむむむ・・・
いろんな考えが頭に浮かんでは消え・・・
でも猫たちを見てると・・・(T-T)
どの子もありえないくらい痩せているんですよね。。。
  
先々週わたしが保護したピカリちゃんだって
あの時点で保護できていなかったらダメだっただろうな、と思います。
だって。。頭と骨格の大きさの割にガリガリ・・・
骨と皮になってたんですもの。。

今でも・・長毛ワンちゃんのサマーカットみたいで不憫・・・
ピカリちゃんみたいな子がまだたくさん、
藍島では人の手が差し伸べられるのを待っているんですよね。。
  
なんだか悶々・・モヤモヤしてしまって
さっき思い切って「TNR博多ねこ」の K 会長に電話してしまった〜^^
・・・で、やっぱりさすが K 会長 ♪
スッキリした(笑)
どんな現場にも諸事情あるのは当たり前で、
「こうあるべき」とか「正しい答え」なんて一つもない・・
ただ絶対に回避したいのが

「人の揉めごと」

何をしても反対の意見を言う人、邪魔しようとする人は必ずいる
(人間ってそもそも面倒臭いんだってこと踏まえ・・・)
そんな時に何が最も有効か?
「できること」をただ静かに淡々とやっていくこと・・・
島の猫へ寄せる思いを、、汗を流し身をもって示すこと・・・
一番の近道は結局それ・・・そういうもんですよね。。
よーくわかりました!
  
でもね、そこから先は人それぞれ・・・
人が10人いればできることは10種類かそれ以上、
わたしは曲がりなりにも広告屋なんだから
知恵を絞りもっと何か工夫できないか考えてみよう、と思います。
多少は “身の丈” なども考えながら
中途半端にならないように・・
まずは、やってみなければ見えてこないこともありますから
やるしかないですよね。。
島の猫たちが今より悪い境遇にならないように
一歩、一歩・・・・・
でも、もしも島の人たちと本当の意味で信頼関係を築けたら
協調していくことができるなら、
大きなことだってできるかもしれないし
一気に道が拓けることだってあるかもしれない・・・
希望を持って。

postheadericon 猫の “偽パラダイス” 藍島のこと

確か6月の半ば頃だったと思う・・・
九州・福岡(小倉)の「藍島」は、のらねこの “偽パラダイス” だと
野良にゃん写真家・中川こうじさんが
Facebookで問題提起されていらしたのは・・・
藍島は・・テレビや雑誌で “猫島” と報じられたことから
アマチュアの猫カメラマンや猫好きが島に押し掛けて
エサやりしては散らかしっぱなし、
民家の庭先を踏み荒らして猫の写真を撮る・・・
そのマナーの悪さから島の人たちは猫を嫌うようになり、
島の猫は排除され、行き場を失い、飢え・・・
命を落としていったーーー
中川こうじさんは遥ばる京都から九州に通い地道に住民へ働きかけ、
「ココでエサをやらないで」
との、看板取り付けの許可を得るに至りました。
(つまりココ以外ではエサやりOKということ^^v )
わずかながら光明が差したんです・・・

わたしも看板作りをお手伝いさせていただきました^^

「にゃんだーガード」の福岡写真展により
中川こうじさんとお知り合いなるきっかけを得たわたしにとっては、
九州のことでもあり気にかかり・・・
Facebookの記事を見た翌日に藍島へ行ってみました。
・・・正直、最初わたしには無理だと思ったんです。
ヘタレのわたしに、命のことは重すぎる・・・
福島のにゃんだーガードの被災わんにゃんのことで精一杯!
藍島のことまで無理! !
無理! 無理! 無理! 無理! 無理~!!!
・・・でも一方で中川こうじさんが写真に撮っていた、
ひたいに “イナビカリみたいな白いマークのある子” のことは、
気にかかって気にかかって・・・
中川こうじさんの “写真の力” だとは思うけど・・・
気づいたら “ピカリちゃん” なんて名前までつけてしまい・・・・・
看板やチラシ制作くらいの支援はしなくちゃ、、
と、ほんの少ーしだけお手伝いしていたのです。

↑ 渡船場に置いていただく予定で制作したチラシには、
中川さん撮影のピカリちゃん( ♂ )の写真を使いました。
↓ 初めて会った日のピカリちゃん・・

Facebook の問題提起の直後に藍島を訪れた時・・・
ピカリちゃんは渡船場にいました。
「あ、中川さんの写真の子だ、生きてた、良かった~・・・」
でもその時はまだ観光客のマナーの悪さが取り沙汰されてる真っ最中、
ごはんをあげることができませんでした。
写真も絶対に撮るまいと思って島へ渡ったのですが、
ピカリちゃん自身が「撮って」と言っているような気がして
1枚だけ撮りました。
哀愁のただよう存在感のある子・・・
「どうか無事で・・・」なんて無責任に祈ったりして
その場かぎりお別れしようとしたけど、
渡船場が最終船の乗船客でにぎわい始めると
ピカリちゃんは物陰に身を隠し・・・
みんなが船に乗り込んでから
だれもいなくなった渡船場にトボトボ入っていったんです。
ゴミ箱をあさるために・・・(泣)

中川こうじさんとその支援者 Mさんのご尽力により
藍島の猫たちの境遇は改善されつつありますがまだまだ道半ば・・・
島の奥の民家がある場所の猫たちは、
エサやりさんがいてごはんにありついているけど
いちばん弱くて渡船場のあたりに追いやられた子たちは・・・
ちゃんと食べられていないかも?
そう聞いて、急きょ9月1日に渡船場にフードを届けに行きました。

ピカリちゃんと再会・・・
よほどお腹が空いていたのでしょう、
パウチ4つ一気に食べ・・・
そして、数日続いた雨のせいかひどい風邪を引いていました。
なのに不用意なわたしときたら、、
コロイダルシルバーも高栄養食も持ってきておらず・・・
左目はぐちゃぐちゃ・・熱も高い・・・

で・・・再度9月5日に島へ渡り現在うちの事務所にて保護〜^^;

 
以下、またまた猫が増えたことについての言い訳です。。。^^;
きっと・・・最初に会った時から運命だったんです。
神様じゃあるまいし、すべての命を救うことなんてできないけど・・・
あの日からずっとピカリの顔が頭から離れなかった、
このタイミングでピカリが風邪ひいて弱っている、
それは猫神さまがわたしの背中を押したんだと思うんです。
最初は「無事で・・」って突き放して思ってみたけど無理だった。
そのうち「絶対に幸せに」って思っていた。
こうなるともう、わたしの猫なんです。
それで、いいんですよね?

エイズ、白血病ともにマイナス ♪
猫風邪と脱水、水下痢がひどいけど・・・
まだ若いので腎臓、肝臓のダメージもすくなそう。。^^
よかった〜

目にポリープ?かと思ったけど、ケンカによる傷と腫れ・・・
ひたいや体中に傷やカサブタが。。(T-T)

早朝から猫師匠 T 子さんにも快くお手伝いいただいて
運よくピカリは保護できたけど・・・
渡船場からの帰り、わたしたちの後を追って船に乗ろうとし、
船員さんから追い払われたキジトラの子がいて・・・
T 子さんとふたり、やっぱり泣きながら帰ってきました。
藍島も被災地も・・・人間の都合で踏みにじられるのは、
いつもいつもいちばん弱い命・・・
これからも引き続きできることを考え
行動していかなければならないと思います。

postheadericon アートが好き ♪

念願だった香川県のベネッセアートサイト直島・・・
9/3~4に行ってきましたよ ♪

由緒正しき大原美術館にも~。。楽しかった^^v

アート作品、なぜそんなに好きなの?って聞かれるけど・・・
なぜ好きじゃないの?って不思議に思う。。(笑)
作品から4歩か5歩ほど離れて立つ・・・その作品の向こうには、
かつて作家さんが見ていた風景が広がっていたり、
美しい裸のモデルさんが横たわっていたり・・・
そう想像するだけで時空を超えて作家さんの魂と触れ合える!
ルノワールさんやモネさん、マチスさん etc. の魂と
アート作品の前では親しくお友達になれる・・・
美術館ってそういう場所と思っています。

すごいエネルギーがチャージされていく感じ・・・
孤独感が癒され魂が高みに昇る感じ・・・快感です~^^

知るヒトぞ知る大原美術館には、
“児島虎次郎さん” が日本へ初めて持ち込んだ、
10号サイズ?くらいのモネの「睡蓮」があります。
この「睡蓮」をじ~っくり見てから
岡山県の宇野港~香川県の直島に渡って
ベネッセアートサイト「地中美術館」を訪問するのが
わたしの、最高に好きな美術館めぐりコースです。

児島虎次郎さんは、ご自分でも絵を志す画家で・・・
欧米に留学して日本に西洋美術の道を拓いた功労者でもあり、
モネの作品をどうしても日本に持ち帰りたかったんです。
でも、その時すでにモネは巨匠のなかの巨匠!
10年先まで買い手が決まっている超・売れっ子・・・
虎次郎さんに譲ってあげられる絵はありませんでした。。
しかし・・モネは若い頃に日本人の世話にもなった親日家でしたから
無理をして小さな「睡蓮」の絵を託します。
それが大原美術館に今ある「睡蓮」です。
もちろん虎次郎さんは、そのことにとても感謝したでしょうけれど・・・
本当に持ち帰りたかったのは・・・
その時アトリエで描きかけだった大作の「睡蓮」
この大作をどうしても、、
持って帰りたかったはずなんです。

・・・その大作が、、
巡りめぐって直島の「地中美術館」にはあるんです!
虎次郎さんの気持ちを思えば、一層わくわくしませんか?
そういうことなので直島に行く時はいつも、
大原美術館に寄って虎次郎さんの “魂” をお誘いしてーーー
一緒に島に渡って大作の「睡蓮」を見る、
そんな感覚を楽しみます。

しかも「地中美術館」は、
あの安藤忠雄さん渾身の設計により
直島の景観に溶け込むように建物外観は地中に埋まり
展示スペースには自然光が取り込まれています。
あの、息をのむような大作の「睡蓮」が
自然光で見られる?
そう、直島・地中美術館にある大作の「睡蓮」は、
自然光の下で見られるんです!
モネが陽光きらめくジベルニーの庭で筆を踊らせたのと同じ・・・
自然光の下、今にも動き出しそうな水面・・・
繊細にきらめき揺れる色彩・・・
虎次郎さんの魂もきっと目を細めて見ている、
そんな空想をしながらアート作品を鑑賞する時間が好きです。
目に見えるものだけじゃない、
純粋に “心を働かせて感じる” ことで膨らむ、広がる・・・

普段いじけて?
孤独の海の底に沈みがちな??? わたしの魂も・・^^;
魂のこもったアート作品の前では
煩わしいすべてから解放され自由を得て空想の世界に遊ぶ・・・
“命の洗濯” って、
そういうことではないかな、と思います。

児島虎次郎さんは、その慎み深い性格からか
画家としてはそれほど成功したとは言えません。。
でもわたしは大好きでして・・・
見れば見るほど “愛” を感じて引き込まれてしまうんです。
作品から感じられる人柄も好き・・・
きっとすごーくシャイで “ひけらかさない” ひと、
純粋で思いやりに満ちたひとと思います。
大原美術館には虎次郎さんの専門館もあり、おすすめです。
作風は、“正気のゴッホ” あるいは “寡黙なシャガール” ・・・(笑)
きれいな絵です。
汚れた心では決して描けないだろう、という絵・・・
こちらも必見ですよ ♪

あの震災が起こる前は・・・月に2、3度は美術館、
そんな能天気な毎日でした。
何か迷ったり、悲しいことがあった時にも足が向いてしまう場所・・・
特に福岡市美術館の常設展示室は大好きです。
福岡市はお金を持っているらしく・・・
常設展示室ながらシャガールやミロ、佐伯祐三などもあります。
それらがわずか200円で鑑賞できるので、
開館から閉館まで居たことも・・・(笑)
なのに・・・それでも帰りたくなくて・・・
美術館に泊まりたい! と思ったこともあります。
・・・・・で、そういう望みまで叶えてくれるのが直島、
ベネッセハウスです。
美術館とホテルが合体した、“美術館に泊まれる” 場所・・・
本当におすすめです。^^

さて・・・アート三昧で心にしっかりパワーチャージしたのだから・・・
“命” ともちゃんと向き合わなければ・・ですよね。
のらねこ写真家・中川こうじさんが Facebook で問題提起された、
九州にある、のらねこの “偽パラダイス藍島” に
ほんの少ーしだけ、関わらせていただいています。。

また後日・・・ご報告させていただきます。

postheadericon <トップ固定> 中川こうじ氏 写真展のお知らせ

ともに鎮魂の時をーーー
そして命を尊ぶ明日へ


本写真展では、

路傍をさまよう野良猫たちの声なきメッセージをはじめ、

フォトジャーナリストである中川こうじさんが

東日本大震災直後から被災地を取材し、

記録した魂のメッセージをお届けいたします。

展示された写真の野良猫の多くは、今はもう生きていません。

津波に飲み込まれた風景には、

無念に散った無数の魂の叫びが写し撮られています。

そして福島原発周辺に取り残された命は、

私たちが何気なく暮らす今この時を必死で生きています。

本写真展を通し、一人でも多くの皆さまが命の尊さを心に刻み、

ともに歩む同志となってくださることを

心より願ってやみません。

postheadericon この夏のこと・・・

すっかりご無沙汰していました。。
この2カ月あまり・・・
湯布院にプチ女子旅したり、美術館めぐりをしたり
久しぶりに幼なじみとゆっくり話したり・・・
心に元気が戻ってきましたので
ぼちぼちブログを再開しようと思います。
どうぞよろしくお願いします。

この夏ブログを閉じよう、と思った頃は
わたしがわたしの人生ではおおよそ使わないだろうな、、という
“人を傷つけ貶める言葉” が身近に飛び交い・・
傷つき迷い苦しかったけれど
結局は信じられる “絆” に救われ癒され・・・
自分がどんなに “幸せもの” であるかを思い知るに至りました。
ちょっとさかのぼって
この夏の出来事を振り返りたいと思います。

7月7日は猫友でありHAKATAキモノ中毒倶楽部 SHINOさんのお宅で
七夕パーティーでした。
SHINOさんのお宅・・・居室いっぱいにグランドピアノが。。^^
みんなで浴衣を着付けて
「星に願いを」のピアノ演奏で始まったパーティー・・・
わずらわしいことは忘れて
美意識の合う人たちと楽しい時間を過ごしました。

SHINOさんのご主人が腕をふるってくださった
アクアパッツァの美味しかったこと!
そうそう、先週からわたしはまたお料理を習い始めました^^
愛する人の健康を気遣う美味しくて簡単なレシピを
SHINOさんご夫妻に教わっています。乞うご期待~なのです^^v

8月1日は、大好きなクライアント社長さんのご自宅で
「大濠公園花火大会」を見物しました。
会場に隣接した最上階のお宅の広々ベランダは特等席!
視界に入り切らない大輪の花火は圧巻でした。

でも・・・このパンパン打ち上がる音を聞きながら、
かつてお仕事をご一緒した、、
紛争地ジャーナリストさんの言葉が思い出されました。。
わたしたちが笑って興じる花火の打ち上るのとよく似た音が、
紛争地でも鳴り響いているそうです。
人々の・・・弱いものたちの命を奪うために・・・
 
・・・・それから、、大濠公園や西公園を住処とする
たくさんの外猫ちゃんたちにとっても
花火の鳴り響く大きな音や、異常なほどの人だかりは
どんなに恐ろしかったことでしょう。
人間が何気なく悪気なく行っていることで
傷つき、壊れ、失われるものがある・・・
人間ってつくづく罪深い生き物と思います。
人間が人間である以上100%清れん潔癖なんてありえないーーー
だからこそわたしたちはつねに
誰か何かを責め、否定し排除する前に
“ゆるす” 気持ちを忘れてはならないのだと思います。

お盆休みは1泊で湯布院にプチ女子旅でした~^^
イラストレーターのハコちゃんが温泉療養滞在しているので
ちゃっかりお邪魔しちゃったのです。
朝晩はヒンヤリな金鱗湖を散歩したり
山下清画伯やノーマン・ロックウェルの美術館を巡り
温泉にざっぶ~ん ♪

ドクターフィッシュキススパなる未知の体験をして
夜は、みんなで浴衣に着替え
子どもみたいにはしゃいで線香花火・・
翌日は温泉街を散策してリゾートみたいなカフェでごはん^^
季節を感じる、自然を感じる、友情を感じる・・・
なんでもないことかもしれないけど、大切なことですよね。
心身をリフレッシュできました。

帰りは朝倉の廃校を利用した美術館「共星の里」へ・・・
共生は「共に生きる」ですが、
「共星」という言葉に込められた思いは・・
ただ生きるのではなく星のように輝いて生きる、
日の光の下で生きる、生き生きと生きる、
そんな願い・・・でしょうか。素敵ですよね ♪

2011年の夏から微力ですが福島の被災動物と関わり
“取り残された” 命と接し・・・
わたしなりに精一杯がんばってきたつもりでした。
その日をただ生きるのが精一杯・・・
そんな命の前では申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
でもその命に手を差し伸べようとするわたしが、
追いつめられたように余裕をなくしギスギスしてしまったら?
・・・・・・・・・・・
・・・わたしにはやはり美しいアートや、
作家さんの心根に触れて純粋に感動する時間が必要!
そうでなければもうがんばれない!!
そんな風に開き直ることのできた癒し旅でした。。^^

「共星の里」の名物アートディレクター柳さんは
スキンヘッドがトレードマークでしたが、この日なぜかロン毛?
聞けば、あの震災以降 “切らない” ことにしたそうです。
真の復興まで・・・
「どこまで伸ばすことになるだろうか」
そう、終わってないんですよね、
まだ何も。

8月26日は・・・TNR博多ねこの、
キーパーソン中のキーパーソン、AYAさんの送別&お誕生会・・・
美人なのにカメラ向けると変顔するんです。^^;
そして、この会に集った人がまたみんなみんな素敵な人ばかりで・・・
勇気や元気をたくさんいただきました。
以下、会の締めくくりに K 会長がおっしゃった言葉です。

「ギリギリの命の前では、
“こうあるべき” とか “正しいこと” とか、
そんなのは一つもない。
いつも間違ってばかり、後悔することばっかり・・・
だからわたしは人の間違いもゆるしたい、
ゆるしてあげなきゃ、って思う。
人を責める? それで命が救われますか?
命に関わる以上わたしたちはつねに
“ゆるす気持ち” を忘れてはならないと思う」

地域猫活動の現場はつねに問題山積、揉め事だらけ・・・
ルール違反やモラル欠如は日常茶飯事なんです。
でもだからと言って相手を責めるだけじゃ何の解決にも至らない・・・
最前線の現場に立つ人ならではの、
重くて、優しくて・・・そして豊かな言葉と思います。
K 会長の朗らかさや決して “ひけらかさない” 人柄が大好きです。

そして8月30日は、
尊敬する広告師匠・中村修治さん事務所でなんと、、
「そうめん流しパーティー」
事務所はビル最上階・・・広いバルコニーで開催、の予定が
台風一過の大雨。。しかーし、ひるむことなく!
事務所の廊下で決行となりました。

稲妻がとどろく大雨のなか過ぎ行く夏を惜しみ
流しそうめんや手作りソーセージ、島根の岩牡蠣などに舌鼓~ ♪
美人の幼なじみと二人で参加したら、わたしまでモテモテ^^

右の “恵比寿様” みたいな方が修治さんです。
この修治さんもわたしが大、大、だーい好きな人の一人・・・^^
Facebookで毎日2つ記事をUPされていて
それがビタミン剤のようにじわっと効くんですよね。
例外的に水曜日だけは “ザ・シモネタ” で・・・><;
「いいね」するの躊躇するような記事のこともあるけど。。
あんなエロ話をしても爽やかでいられるのが
修治さんの修治さんたるところ?
なんというか・・・人間がきれい、魂がきれい・・・
女たらしであり、男たらしであり、人たらし?みたいな素敵さ・・・・
たぐいまれと思います。
仕事のプレゼンテーションはとっても説得力があり格好いいのですが
やはり決して “ひけらかさない” 。
言葉にもお仕事ぶりにも純粋さ、素直さ、優しさが感じられて
そばにいるだけで心地いいです。

この夏、良くも悪くも自分の内面のいろんなものと向き合いました。
そしてあらためて思うことが、たくさん!
わたしはやはり「今この時をできるだけ楽しみたい」
それは快楽に走るという意味ではなく
あの震災をはじめいろんな事情で・・・理不尽に散った命に
恥じない生き方をすることと思います。
そして、亡き愛猫や愛した人への誓いでもあります。

人間は完全じゃない。
その人間がすることに100%正義なんてありえない・・・
だから、何か思い通りにならないことがあったとしても
人をうたがう前に
自分をうたがってみる謙虚さを忘れないように
優しさを忘れないように
“ひけらかす” 人にならないように・・・
いろんな意味で開き直ることができました。
腹をくくった、と言い換えてもいいかもしれません。
また、がんばります!

そして明日(今日?)から1泊・・いよいよ念願だった香川県の直島へ!
アート三昧の旅でさらにパワーアップしてきます ♪

postheadericon いつか冷たい雨が・・・

美術大学に通っていた20代の頃、
友人たちと集って徹夜で語り明かしていたことは
一編の詩や画集について・・でした。
「こういう解釈をしたらもっと広がる」とか・・
純粋に美しさを讃え、
感動をどう表現したものかと想いをめぐらせ
優しい言葉を選んで
話すことも聞くことも楽しくて
夢中になっていました。

でもここのところ・・・
ゴシップみたいな誹謗中傷、
否定し責める言葉・・・
鋭い言葉が聞こえてくることが多くなってきて、
ちょっとウンザリしてしまったのかな・・
心にウミのようなものがたまっていってる気がします。
『にゃんだーガード』の活動も少しセーブして

(あ、風化の阻止と資金集めは引き続きがんばりますが。。)
別の方法も検討しながら、

行き場のない子(猫)たちに尽くしたいと考え始めています。
(決してサボるんじゃないですから〜^^)

そして・・・・
あの震災以降自粛していた、
香川県の直島や豊島に・・久しぶりに行ってみよう、
と思っています。
あの震災が起こる前は毎年のように通っていた直島は
島全体が美術館になっていて
クロード・モネの特大の「睡蓮」を
自然光で鑑賞できる美術館があるんですよ。
人間本来の五感を呼び覚ますような
現代アートの館もあります。
高台から見渡す瀬戸内海と島々とが
まるでギリシャやエーゲ海を思わせる美しい場所で
純粋で美しいものだけに触れ
癒され、息を吹き返したいと思っています。

・・・・・そうそう、
中川こうじさんの通販サイトで購入した
ポストカードが届いたら、
無性に直島に行きたくなってしまったんです。

http://scartcard.cart.fc2.com/
とても素晴らしい
 “愛の詩” が添えてあって・・・

とても感動したので、ご紹介しますね。

書き出しは・・
『ぼくの命が
 だれかの役になど
 たっていないのかもしれない』
“だれか何かの役にたっているかどうか” は
自分で決めることではない、と
中川さんはおっしゃっているのだと思います。

そういう中川さんの謙虚さと

優しい生き方が、わたしは大好きです。
『それでも生きる』
驕ることなく真摯に生きていくという決意表明・・
心揺さぶられる一節です。
『君の生きる姿をみたいから
 ぼくの生きる様をみていてほしいから』
愛しく弱いものを護り、
それらと共に生きる未来に
希望を見いだすことができます。。
それから・・・
『生きるものは生きているものの支えに
 生きているものは生きるものの糧になるはずだから』
この場合の “生きるもの” とは、
主体的に生きることを許された “人間” のことでしょうか。
そして “生きているもの” とは、
その日をただ生きているしかない・・弱く傷ついた、かけがえのない命・・
そういうことだと思います。
さらに・・・
弱きを慈しみ、その窮状に手を差し伸べることは
人間が真に人間らしくあるための “支柱” であるということ・・

(それなくして人間は人間とは言えない、ということ・・)
それこそが人の心を豊かにし、
社会に優しさを育む “糧” になると書かれ、
『この世に無駄な命などあるはずもないのだから』
と結んであります。
言葉のすべてが雲の上に記してあるのは、
それがこの世でもっとも尊くて
この上ない=雲の上の、
しあわせであることを説いてあるのだと思います。
すべての人間が心に刻むべき
美しい詩と思います。
何度も何度も読み返して涙を流していたら
くたくただった心も癒されて
美しいものを素直に美しいと感じる心に
リニューアルできそうです。^^

また、突然なのですが・・
ブログをしばらくお休みしようと思います。
こんなつたない記事でも
好きだと言ってくださる方があったことには感謝なのですが・・
やはり不特定多数の皆さんが目にするメディアでは
好意的に見てくださる方ばかりではなく・・
再開するかどうかも今はまだ決めていません。
お詫び? 感謝? のしるしに・・・
もう一つ心にしみる詩をご紹介します。

「いつか冷たい雨が」

雪が降る駅の片隅で

だれにも悪戯されないように

うずくまっている年老いた犬

パンをあげても見てるだけ

時が来れば汽車に乗るわたし・・

泣くことのほか

何もしてあげられないわたし・・・

広い道路の真ん中で轢かれてしまった三毛猫

その上を何台もの車が通り過ぎて行く

思わず目を閉じてしまった

わたしをゆるしてください

みんなだってそう思っていると

信じたいのです

牛やトリやおさかなも人間のためにあるのよ

さぁ残さずに食べなさい

そんな風に言うお母さんにはなりたくありません

でもわたしだって食べて育ってきたのだし

虫だって殺したこともあります

だから だから お願いです

もう役に立たなくなったら捨ててしまったり

自分本位でかわいがったり

小さなオリに閉じ込めて

バカにしたり きたながったり

人間だけが偉いんだなんてことだけは

思わないでください

人間以外のものたちにももっと

やさしくしてください

同じときを生きているのだから

朝が来れば夜も来るし

生まれて そして死んでゆく

わたしが土になったら

お花たちよ そこから咲いてください



生まれて初めてのコンサートは、

フォークシンガーのイルカさんでした。

父がイルカさんの大ファンなのでよく聴いていて

父とふたりで行きました。

中学生の頃だったと思います。

「いつか冷たい雨が」を聴きながら

涙こぼれそうになって隣を見たら・・・・・

父がすでに大泣きしていて泣けなくなってしまったのを

なつかしく思い出します。

いつか冷たい雨がやんで・・・

同じ志で繋がって

命を暖め護るおだやかな陽の光の中で

再会できますようにーーー


はじめに
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◆ピン(♂)
福岡市の繁華街で行き倒れていました。実は、天使か福の神の化身。だってピンちゃんをギュッと抱きしめて願ったことは、すべて叶ったんですもの。(株)ミス・ブランチの永久名誉会長。享年12歳。


◆コペ(15歳・♂)
ピンちゃん亡き後のウチの長男。名前を呼ぶとシッポを立
てて「ニャーン」と返事をして飛んできます。前世は忠犬だったと思われる可愛いヤツです。


◆しまじろう(3歳・♂)
線路のそばで飢えて弱ってい
たところを保護され、2009年10月にウチの子に。過酷な野良子猫時代を送ったせいで歯肉炎の持病があるものの、食欲旺盛、元気いっぱい。最近甘え上手になってきました。


◆リリー(3歳半・♀)
しまじろう君とほぼ同時に迎えたママ大好きっ子。ママが他の子をちょっとかまうのも我慢できず、大声で鳴いて抗議します。嫉妬深いところも可愛いお姫様です。


◆ルネ吉かつお(3歳半・♂)
岩手県ニャン。盛岡市の繁華街でお腹を空かせて行き倒れているところを「プチポンもりおか」のサヴァさんに救出され、縁あって2010年春、九州・福岡へ。ピンちゃんそっくりの容姿&性格で癒してくれる天使です。


◆ファミ(1歳・♀)
あの3.11以降、福島原発被災動物シェルター『にゃんだーガード』へボランティアに行って出会った、ピンそっくりの女の子。人見知り全然なし! どんな人にもイチコロでなついて甘えるモンスター級アイドル猫です。