【ロンドン=欧州総局】24日のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ38.70ポイント高の6713.18と、5月28日以来ほぼ5カ月ぶりの高値で引けた。
堅調な企業決算などが好感され、構成銘柄の約7割が上昇した。
医薬品のシャイアが大幅高。通年の業績見通しの上方修正を受けて買われた。
投資顧問のアバディーン・アセット・マネジメントが、銀行のロイズ・バンキングからスコットランドの資産運用会社を買い取る交渉していると発表。両社の株価が上昇した。
銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)や生保のスタンダード・ライフなど金融株の大半が上昇。前日に売られた反動で買い戻しが入った。
鉱業株も堅調だった。中国の景況感改善を受けてフレスニージョやベダンタ・リソーシズが上げた。
航空機エンジンのロールス・ロイスも上昇。サムスン重工業に機械設備の供給契約を結んだと発表したことが買い材料になった。
一方、スポーツ用品小売りのスポーツダイレクトは下落。同社の創設者が保有株の一部を前日売却したと発表したことが嫌気された。
ブックメーカーのウィリアム・ヒルや、小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)なども売られた。
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