保有率50%

GEの保有する東芝株の比率(ただし戦前)

2012年 3月29日 (木)

第二次大戦前の日本政府は、外国企業が国内産業の株式を取得することに対し、かなり自由な態度をとっていた。たとえばジーメンスは一九四五年まで富士電幾の株式の三〇パーセントを保有し、ゼネラル・エレクトリック(GE)は一九一〇年に芝浦電気(東芝)の五〇パーセント、ウエスチングハウスは一九二三年に三菱電機の一〇パーセント、B・F・グッドリッジは一九一七年に横浜ゴムの四五パーセント、ウエスタン・エレクトリックは一八九九年に日本電気(NEC)の五四パーセントの株主だった。ところがこれら企業の大部分が戦災でまる焼けになると、戦後にきわめて厳しい統制が、重要国内企業に対する外資の持ち分に課されるようになった。

出典:

『ストラテジック・マインド』(プレジデント社)
ストラテジック・マインド

[翻訳]田口 統吾,湯沢 章伍

21世紀の今ならば、日本のビジネスパーソンは「マインドセット」「ディープスマート」という言葉を知っている。スキルと合理性を極めるだけではビジネスの世界で勝者となることはできないと知っている。真に必要なものは洞察する力なのだ――と。その重要性を25年も前に世界に向けて提唱したのが、本書である。

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