米情報機関:独首相の携帯も盗聴か オバマ大統領は否定
毎日新聞 2013年10月24日 08時01分(最終更新 10月24日 09時40分)
ドイツ政府は23日、米情報機関がメルケル首相の携帯電話の通話を盗聴していた疑いがあり、メルケル氏がオバマ米大統領と同日、電話会談し、説明を求めたことを明らかにした。ドイツ政府のザイベルト報道官は「事実なら全く受け入れられない。重大な信義違反だ」と批判する声明を出した。
カーニー米大統領報道官は23日、電話会談でオバマ氏は盗聴を否定したと述べた。
米中央情報局(CIA)元職員の暴露により、ドイツは米国家安全保障局(NSA)の通信傍受の対象になっていたことが既に明らかになっている。(共同)