【北野隆一】天皇、皇后両陛下が27日に熊本県水俣市を初めて訪れ、水俣病患者と懇談することについて、7月に初めて皇后さまと会った熊本市在住の作家・石牟礼道子さん(86)は「水俣にはまだまだ問題が残っています。患者の苦しみに思いを致していただく機会になればと思います」と願う。

 7月末、東京のホテルで開かれた社会学者の故・鶴見和子さんをしのぶ「山百合忌」の会。石牟礼さんは皇后さまの隣に座り、2時間あまりを過ごした。

 石牟礼さんが鶴見さんの思い出話をすると、皇后さまは「今度、水俣に行きますからね」と答え、パーキンソン病を患う石牟礼さんの皿に料理を取り分けたという。

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