ＥＸＩＬＥ、デビュー１３年目初ミリオン！ＨＩＲＯ感謝「大変な自信」

　人気グループ「ＥＸＩＬＥ」が２３日、今年のテーマソングとして掲げた「ＥＸＩＬＥ　ＰＲＩＤＥ〜こんな世界を愛するため〜」で、グループ史上初めてシングル出荷でのミリオン（１００万枚）突破を達成した。４月に発売した同曲シングルと、リーダーのＨＩＲＯ（４４）の最後のシングルとして、この日発売した同曲のスペシャル盤を合わせて大台を突破した。

　ＥＸＩＬＥがデビュー１３年目で初めてシングルのミリオンアーティストの称号を手にした。

　所属のエイベックスによると、今年の４月３日に発売した「ＥＸＩＬＥ　ＰＲＩＤＥ―」はこれまで出荷枚数９９万１５７３枚を記録していたが、新たに２本のミュージックビデオを収録して発売した同曲の「スペシャル・エディション」の出荷枚数がこの日４万２５９７枚を記録し、合わせて１０３万４１７０枚に。

　約２１０万枚を売り上げた「ＥＸＩＬＥ　ＢＡＬＬＡＤ　ＢＥＳＴ」を筆頭にアルバムでは６枚がミリオンを記録しているが、シングルでは４１作目にして初めての大台突破となった。

　１０２万人を動員した今年の全国ツアー（５か所２５公演）のテーマソングとなった同シングルは、「ライブへのイメージをふくらませて、会場では全員でこのテーマソングで一つになりたい」という理念のもと、ライブのチケットを付け発売。

　さらに、今年いっぱいでパフォーマーを引退するＨＩＲＯのラストシングルとして、「スペシャル―」を制作。グループ史上最大の１０００人がダンスするビデオと、ＨＩＲＯを含めたパフォーマー１０人が米ニューヨークで撮影したビデオを２本、新たに収録した。

　リーダーとして、ミリオン突破で鮮やかに有終の美を飾ったＨＩＲＯは「未来のエンターテインメントを創造するにあたり、大変な自信となり、また応援してくれているファンの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。パフォーマー人生も残すところ２か月。「パーフェクトイヤー」を掲げた来年はプロデューサーとしてグループをリードしていくが「この新たなスタートを未来に向けての第一歩とし、引き続き、いつまでも輝いていけるＥＸＩＬＥを目指して皆で力を合わせて頑張っていきたい」と決意を新たにした。