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日本航空が観光復興支援の一環として企画した台湾からの国際チャーター便が24日、仙台空港に到着した。宮城県観光キャラクター「むすび丸」や観光PR集団「伊達武将隊」が出迎え、地元銘菓や宮城県蔵王町産のナシなどを詰めた袋を乗客に手渡した。
チャーター機は満席の237人を乗せて午後2時半すぎに着陸した。妻と2人で訪れた男性(36)は「東北に来るのは4回目。紅葉や郷土料理、穴場巡りが楽しみ」と語った。
一行は複数のコースに分かれ、松島や天童温泉、奥入瀬渓流などを回って28日のチャーター便で青森空港から帰途に就く。
日航は11月初めにかけ、台湾から東北へのチャーター便をもう1往復運航する。多田利郎台湾支店長は「紅葉ともタイミングが合い、今回の人気は非常に高かった。今後も四季を通して楽しめる東北を売り込みたい」と話した。